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■飛沫防止シートへの着火による火災が発生 総務省消防庁が注意喚起 [健康ダイジェスト]

 新型コロナウイルス対策で、店舗のレジなどで導入が進む飛沫(ひまつ)防止用のシートに火が燃え移り、火災が発生したことを受けて、総務省消防庁は、火の元となるような物から距離をとるなど、設置する際の注意点をまとめ、全国の消防機関に通知しました。
 今年4月25日、大阪府内のショッピングセンターでは、たばこ売り場を訪れた高齢の男性客が購入しようとしたライターを試しに点火したところ、レジカウンターに設置された飛沫防止用のシートに燃え移りました。
 火は縦およそ1メートル、横およそ2メートルの透明のシート全体に燃え広がりましたが、ほかの物に燃え移ることはなく、客や店員にけがもありませんでした。
 これを受けて総務省消防庁は、シートでの火災を防ぐため、設置に当たっての注意点をまとめ、各都道府県の消防機関などに通知しました。
 レジ付近の調理器具のほか、白熱電球など火の元となるような物から一定の距離をとること、仮に火災になった場合に備え、スプリンクラーによる散水や自動火災報知設備の感知の妨げにならない位置に設置すること、必要に応じて燃えにくい素材のシートを使うこと、などが必要だとしています。
 総務省消防庁は、シートの設置方法で迷うことがあれば、各地の消防署に相談してほしいとしています。また、消防法でシートの素材に関する明確な規定はないものの、ビニール製やナイロン製は燃えやすいため、不燃性シートの使用を検討してほしいと呼び掛けています。

 2020年6月4日(木)

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