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■新型コロナウイルス、北九州市で新たに6人の感染確認 13日連続で計130人に [健康ダイジェスト]

 新型コロナウイルスの感染者が再び増加している北九州市は4日、新たに50歳代から80歳代の男女、合わせて6人の感染と、感染者の90歳代男性1人の死亡を確認したと発表しました。死因と新型コロナウイルスとの関連は不明。
 6人は、入院中の発熱や、発熱のために病院を受診したことなどが切っ掛けで検査を受けて感染が確認されたということで、いずれも感染経路がわかっていません。
 再び感染者が確認され始めた5月23日以降では13日連続で、計130人の感染が確認されました。市はマスクの着用や手洗いなどの感染予防を徹底するよう市民に呼び掛けています。
 市によると、4日までの13日間で確認された感染者計130人のうち、49人の感染経路が不明。市は5月23日以降、新規感染者の濃厚接触者すべてにPCR検査を実施しており、130人のうち69人が無症状のまま陽性と確認されました。これまでに996人の濃厚接触者を特定し、904人の検査を終えました。
 市内では、八幡西区の新王子病院を含む医療機関4カ所、特別養護老人ホーム1カ所、市立小学校1カ所の計6カ所でクラスターが発生した可能性があります。
 北九州市では5月29日に、1日で最多の26人の感染を確認。その後、新規感染者数は減少傾向にあるものの、北橋健治市長は3日、早期収束に向け「これからの数日が正念場」との認識を示しました。
 福岡県内で感染が確認された人は、延べ792人になりました。

 2020年6月4日(木)

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