■新型コロナウイルス、世界の感染者674万人余で死者39万人余 イギリスの死者４万人超に

　アメリカのジョンズ・ホプキンス大学の日本時間６日午後３時時点のまとめによりますと、新型コロナウイルスの感染が確認された人は世界全体で674万361人で、亡くなった人は39万4984人となっています。
　感染者が多いのは、アメリカ189万7838人、ブラジル61万4941人、ロシア44万9256人、イギリス28万4734人、スペイン24万978人、インド23万6781人。
　一方、亡くなった人が多いのは、アメリカ10万9143人、イギリス４万344人、ブラジル３万4021人、イタリア３万3774人、フランス２万9114人、スペイン２万7134人。
　イギリスでは、新型コロナウイルスに感染して死亡した人が４万人を超え、政府はウイルス対策の措置の段階的な緩和とともに、感染を再び広げないための対策を進めています。
　イギリスでは、新型コロナウイルスの感染のピークはすぎたものの、感染者数は連日、1000人を上回り、死亡する人も１日に100人を超えています。
　イギリスの保健当局が５日、発表したところによりますと、新型コロナウイルスに感染して死亡した人が４万人を超えました。死者が４万人を超えたのは、アメリカに次いで２カ国目です。
　イギリス政府は感染の状況を見極めながら、厳しいウイルス対策の段階的な緩和を進めており、６月中旬からは商店の多くが再開し、７月にはパブなどを含む飲食店も営業を再開する見通しです。
　一方で、経済活動が再開すると、感染が再び広がるリスクも高まることから、政府は今後、公共交通機関を利用する際にはマスクなどの着用を義務付けるほか、ウイルスが国外から持ち込まれることを防ぐため、６月８日からは入国した人に対し、14日間の隔離を義務付けることを明らかにしています。
　
　２０２０年６月６日（土）

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