■新型コロナウイルス、東京都で新たに25人感染確認 「東京アラート」の解除直後に増加

　東京都は12日、都内で新たに25人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。２日連続で１日当たりの感染者数が、20人を上回りました。
　25人うち、20歳代が12人と最多で、30歳代が９人と続き計21人と、全体の84％を占めています。
　25人のうち、18人はこれまでに感染が確認された人の濃厚接触者で、このうち２人は集団感染が発生した小金井市の武蔵野中央病院の患者だということです。残りの７人は、今のところ感染経路がわかっていません。
　また、都によりますと、25人のうち13人は夜の繁華街に関連している人で、11人はいずれもホストクラブに勤める20歳代と30歳代の男性、残りの２人は接客を伴う飲食店の従業員の20歳代の男性と客の20歳代の女性だということです。
　６～12日に都が確認した感染者130人のうち、夜の繁華街関連は51人。６～７割が新宿エリアといいます。
　都内で感染が確認された人は、合わせて5473人になりました。
　東京都は11日夜、感染拡大への警戒を呼び掛ける「東京アラート」を解除しましたが、その際の目安となった１週間単位の陽性者増加比は１を超え１・03となったものの、東京アラートを再び出す際の目安となる２は超えていません。
　一方、東京都は感染が確認されていた80歳代の女性２人が死亡したことを明らかにしました。これで都内で死亡した感染者は、313人になりました。

　２０２０年６月１２日（金）

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