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■東京都、新たに237人の新型コロナウイルス感染を確認 200人を超えるのは今月8度目 [健康ダイジェスト]

 東京都によりますと、21日、都内で新たに237人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたということです。感染者が100人を超えるのはこれで13日連続、200人を超えるのは3日ぶりで、7月に入って8度目となります。
 都によりますと、10歳代から80歳代までの男女合わせて237人のうち、20歳代と30歳代は合わせて137人で、全体のおよそ58%を占め、40歳代と50歳代は合わせて67人で、全体のおよそ28%となっています。
 また、237人のうち、117人はこれまでに感染が確認された人の濃厚接触者で、残りの120人はこれまでのところ感染経路がわかっていないということです。
 これで都内で感染が確認されたのは、合わせて9816人になりました。一方、21日に都内で死亡が確認された人は、いませんでした。
 この1週間に確認された感染者は合計で1627人、7月に入ってから確認された感染者の合計は3691人となり、これまでに確認された感染者全体の3割にも上っています。
 こうした状況を受けて、小池百合子都知事は「この4連休、都民の方、とりわけ高齢者や既往症を持つ方には外出を控えていただきたい」と語りました。
 東京都が公表している「モニタリング項目」によりますと、都内の病院の「入院患者数」は、7月に入って増加傾向が続いています。
 20日の時点では920人で、7月1日の280人と比べて、3倍を超えています。都が正確な入院患者数を把握し、公表するようになって以降で最も多かったのは、5月12日の1413人です。
 一方、入院患者のうち、集中治療室での対応や人工呼吸器が必要な「重症患者数」は、4月28日、29日には105人にまで増えましたが、7月10日には5人にまで減りました。しかし、その後は少しずつ増えており、20日の時点では13人となっています。
 モニタリング項目は、東京都の「新型コロナウイルス感染症対策サイト」に掲載されています。
 菅義偉官房長官は21日午後の記者会見で、「東京都を中心に一定の感染が継続して確認されているが、クラブなどの接待を伴う飲食店を中心に積極的に検査している結果が含まれており、39歳以下の若い方が7割から8割を占めている。入院患者数は増加しているものの重症者は13人であるなど、医療提供体制がひっ迫している状況にはない」と述べました。
 一方で、「感染経路が不明な割合が一定程度あり、中高年の感染者も増加しつつある。引き続き、警戒感を持って状況を注視しつつ、自治体とも緊密に連携して、感染拡大防止と社会経済活動の両立に向けてしっかり取り組んでいきたい」と述べました。
 また、軽症の人が宿泊療養できる施設の確保について、「確保に必要な費用は、国として全額を交付金で支援しており、東京都に対し早急にさらなる宿泊施設の確保を求めている。政府としても必要な協力は行っていきたい」と述べました。

 2020年7月21日(火)

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