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■新型コロナ、世界の感染者9089万人 死者194万人 イギリス、1日当たりの感染者6万人超も [健康ダイジェスト]

 アメリカのメリーランド州ボルチモアに本部を置くジョンズ・ホプキンス大学に集計によりますと、新型コロナウイルスの感染が確認された人は、日本時間の12日午後3時の時点で、世界全体で9089万1380人となりました。また、感染して亡くなった人は、194万4750人となっています。
 感染者が最も多いのはアメリカで2261万3784人、次いで、インドが1047万9179人、ブラジルが813万1612人、ロシアが338万9733人、イギリスが312万7643人となっています。
 感染して亡くなった人が最も多いのもアメリカで37万6060人、次いで、ブラジルが20万3580人、インドが15万1327人、メキシコが13万4368人、イギリスが8万2096人となっています。
 変異した新型コロナウイルスの感染拡大が続くイギリスでは、病床がひっ迫する事態が深刻化しており、政府は外出制限などのルールを守るよう強く呼び掛けるとともに、ワクチンの予防接種を急ピッチで進めています。
 イギリスでは、感染力が強いとされる変異した新型コロナウイルス「VUI-202012/01」の感染が依然、拡大しており、1日当たりの感染者が6万人を超える日も出ています。
 首都・ロンドンのあるイングランドでは、入院患者が今年に入ってから40%以上増加して3万人を超えるなど、病床のひっ迫が深刻化しています。
 イギリス政府の医療責任者、クリス・ウィッティ主席医務官は11日、公共放送BBCのインタビューで、「今後数週間は最悪の時になるだろう」と医療が崩壊する事態に警戒を示し、政府が定める厳しい外出制限などのルールを守るよう強く呼び掛けました。
 一方、イギリス政府は、ワクチンの接種を急いでおり、これまでにおよそ230万人が1回目の接種を受け、このうち39万人近くが2回目の接種もすませたということです。
 ボリス・ジョンソン首相は11日、ワクチン接種のために新たに設置された大規模な施設を訪れ、「来月15日までに1500万人が接種できるようにするため態勢を拡充する」と述べ、70歳以上の高齢者などへの優先的な接種を急ぐ考えを強調しました。

 2021年1月12日(火)

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