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■調査検体の約15%からイギリス型変異ウイルスを確認 神戸市が独自調査 [健康ダイジェスト]

 新型コロナウイルスの変異ウイルスの感染実態を独自に調査している神戸市は1日、2月12日からの1週間、市内で感染が確認されて検体を調べた人の約15%からイギリス型変異ウイルスが見付かったと発表しました。
 市内で変異ウイルスの割合は増加傾向にあるとして、市は検査体制を強化するとしています。
 神戸市は、イギリスで広がった変異ウイルスへの感染者が兵庫県内でも相次いでいることから、今年1月1日から2月18日までの間に、市内で新型コロナウイルスの感染が確認された人の4割に当たる約1000人の検体を市の環境保健研究所で調べました。
 その結果、1月1日から1月28日の間に感染が確認された677人からは、イギリス型変異ウイルスは確認されませんでした。
 しかし、1月29日からの1週間の感染者173人のうち、4・6%に当たる8人からイギリス型変異ウイルスが見付かりました。
 さらに、2月5日からの1週間では105人の感染者のうち、10・5%に当たる11人から、2月12日からの1週間では79人のうち、15・2%に当たる12人からイギリス型変異ウイルスが確認され、感染の割合が増える傾向にあることがわかりました。
 このほか、起源が不明な変異ウイルスが5人の検体から見付かったということです。
 神戸市の久元喜蔵市長は記者会見を開き、「緊急事態宣言は解除されたが、変異ウイルスの割合は増えている。事実を踏まえて行動変容をとっていただきたい」と注意を促すとともに、変異ウイルスの検査体制を強化する考えを示しました。

 2021年3月2日(火)

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