■韓国のコロナ新規感染者、過去最多の3292人

　18日、11月から集まりの人数制限などを緩和した韓国で、新型コロナウイルス新規感染者数が過去最多の3292人となりました。これまでの最多だった3270人（９月25日）を54日ぶりに更新しました。
　中央防疫対策本部は、18日０時基準で１日の新型コロナ新規感染者数を前日比105人増の3292と発表しました。国内発生が3272人、海外からの入国が20人でした。
　特に首都圏で2583人が発生し、全体の78・５％を占めました。ソウルが1423人、京畿道が965人、仁川が195人。非首都圏では、慶南98人、釜山90人、忠南80人、大邱73人、江原61人など計689人の感染が確認されました。
　12日から18日まで過去１週間に発生した新規感染者数は日別に2368人→2324人→2418人→2005人→2124人→3187人→3292人で、累計40万6067人となりました。死者は29人で、累計3187人となりました。入院中の重症患者は506人と、前日（過去最多522人）より16人減少しました。
　一方、新型コロナ予防接種対応推進団は、18日０時基準で新規ワクチン接種者が４万4991人、計4211万652人が１回目の接種を終えたと明らかにしました。２回目の接種まで終えた人は4031万2386人。追加（ブースター）接種は新規で６万181人が接種し、接種対象722万2505人のうち20・４％が接種を完了しました。
　しかし最近、ワクチン接種から時間が経過した高齢層を中心とした感染者および重症患者が増加していることから、韓国政府は、２回目の接種から６カ月後としてきたワクチンの追加（ブースター）接種について、60歳以上は４カ月後、50歳以上は５カ月後に時期を早めることを決め、積極的に接種するよう呼び掛けています。

　２０２１年１１月１８日（木）

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