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■市民病院で新型コロナ感染の看護師が勤務 人手不足理由、香川県三豊市 [健康ダイジェスト]

 香川県三豊市の市民病院で、新型コロナウイルスに感染した看護師が勤務していたことがわかりました。
 病院の管理職は、報告を受けていたにもかかわらず人手不足を理由に勤務を認めていたということです。
 三豊市立みとよ市民病院によりますと、8月5日、40歳代の女性の看護師が出勤前の検査で新型コロナの感染が確認されました。
 看護師は無症状だったということですが、看護部長は勤務させる判断をしたほか、報告を受けた事務長など管理職も勤務を認めたということです。
 看護師は、午後4時から翌日の深夜0時45分まで予定通り勤務し、一般の患者と分けられた場所で、新型コロナに感染した患者の対応に当たったということで、他の看護師らとの接触はなかったといいます。
 この病院では7月末からこれまでに、患者と職員合わせて16人の感染が確認されていて、病院は管理職などが勤務を認めた理由として、人手不足で看護師と交代する人がいなかったためだとしています。院内のマニュアルでは、自宅待機(5日間)となっていました。
 みとよ市民病院は「医療機関としてあってはならないことで、管理責任について厳正に対処した上で、市民への説明と信頼回復に努めていきます」としています。

 2023年8月13日(日)

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