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■沖縄県で3例目のエムポックス感染を確認 今年4月以来 [健康ダイジェスト]

 沖縄県は20日、県内で3例目となるウイルス感染症「エムポックス(サル痘)」の患者を確認したと発表しました。県内での患者確認は今年4月以来。県内に住む40歳代の男性で、発熱のほか、皮膚粘膜病変、発疹の症状があり、状態は安定しています。
 県は感染経路を調査中で、県外からの感染の可能性が高いとしています。
 県の担当者は、「全国で今春をピークに感染報告が減少傾向だったが、夏休みで人の動きが活発になったことで、また増える可能性もある」と注意喚起しました。
 感染に不安がある場合は最寄りの保健所に相談し、手指消毒やマスク着用などの基本的な感染対策をするよう呼び掛けています。
 今回は県内の医療機関から管轄保健所にエムポックス感染の疑いがある患者の報告があり、県衛生環境研究所にて検査した結果、エムポックスの陽性が判明し、15日に医療機関から管轄保健所に発生届がありました。40歳代男性に海外渡航歴はありません。
 エムポックスは、患者の体液や血液との接触(性的接触含む)などで感染します。長時間の飛沫(ひまつ)にさらされた場合でも、感染する可能性があります。国内では2022年7月25日に1例目が確認され、今年9月15日までに198例が報告されています。沖縄県では、2023年4月7日に1例目、4 月12日に2例目となる患者が報告されています。
 潜伏期間は通常6~13日(最大5~21日)で、発熱や頭痛などの1~3日後に発疹がみられます。多くは自然治癒するものの、子供や基礎疾患がある人の場合に重症化することがあります。

 2023年9月21日(木)

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