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■中国保健当局、子供の呼吸器疾患増加で「既知の病原体」と強調 一部地域で明らかに増加 [健康ダイジェスト]

 中国で子供たちを中心に呼吸器疾患の患者が増えていることを巡り、保健当局は「一部の地域で感染者が明らかに増加している」として今も流行が続いているという見方を示しました。一方、「新たなウイルスや細菌は見付かっていない」と改めて強調し、引き続き感染対策の徹底を呼び掛けました。
 中国では今年10月以降、北部を中心にインフルエンザやマイコプラズマ肺炎などが複合的に流行し、国内の病院では子供たちの受診が目立っています。
 これについて中国の保健当局の国家衛生健康委員会の米鋒報道官は2日、記者会見を開き、「一部の地域で子供が呼吸器疾患にかかるケースが明らかに増加していて、気管支炎や肺炎に悪化する場合もある」として、今も流行が続いているという見方を示しました。
 一方で、「呼吸器疾患はいずれもすでに知られている既知の病原体が引き起こし、新たなウイルスや細菌による感染症は見付かっていない」と改めて強調し、新型コロナウイルスの感染が拡大した際の初動の対応や情報提供の遅れを念頭に国民の不安の払拭(ふっしょく)に努める姿勢を示しました。
 その上で、冬から春はインフルエンザなどの呼吸器疾患が増加する季節だとして、ワクチンの接種やマスクの着用など引き続き感染対策を徹底するよう呼び掛けました。

 2023年12月3日(日)

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