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■さいたま赤十字病院に行政指導 精神科の強制的な入院手続きは不適切 [健康ダイジェスト]

 さいたま市のさいたま赤十字病院の精神科病棟で、患者の強制的な入院の際に義務付けられている医師による診断が行われていないなど不適切なケースが確認され、市が人権侵害につながりかねないとして是正を求める行政指導を行ったことがわかりました。
 さいたま市によりますと、さいたま赤十字病院の精神科病棟で医師の資格がない職員が診察や薬の処方、身体拘束の指示などを行っていると昨年4月に情報が寄せられ、市は12月までに4回にわたって病院に立ち入り検査を行いました。
 その結果、昨年までに「医療保護入院」という患者の強制的な入院の際に、法律で義務付けられている専門の医師による診断が行われていなかったり、必要なカルテの記載がなかったりするケースが確認されたということです。
 一方で、無資格の職員による薬の処方や身体拘束の指示などは確認されなかったとしています。
 さいたま市は2月、さいたま赤十字病院に対し法律に基づいた強制的な入院の手続きが適切に行われず、人権侵害につながりかねないとして是正を求める行政指導を行いました。
 さいたま赤十字病院は、「立ち入り検査を受け、大変重く受け止めております。関係法令の遵守はもとより、患者の尊厳を守り信頼される医療を徹底してまいります」とコメントしています。

 2024年3月12日(火)

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