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■テルモと京大iPS財団、iPS細胞の培養自動化へ [健康ダイジェスト]

 テルモと京都大学iPS細胞研究財団(京都市)は19日、iPS細胞(人工多能性幹細胞)の培養・分化を自動化する共同研究に乗り出すと発表しました。財団が持つiPS細胞の知見と、テルモのアメリカ子会社のテルモBCTが持つ細胞の増殖システム「カンタムフレックス」を組み合わせ、培養・分化の効率化の向上を目指します。
 カンタムフレックスは細胞培養の栄養となる「培地」の交換がしやすく、効率的に培養できます。自動化することで省人化にもつながります。外気に触れずに培養できるため、異物混入も防止できるのが特徴です。
 iPS細胞を使った再生医療は、実用化に向けた研究が進んでいます。ただ、iPS細胞の培養は複雑な手順が多く、専門家が手作業でこなすなど製造コストがかさむ問題があります。自動化することにより、コストを低減して再生医療の普及につなげます。

 2024年3月19日(火)

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