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■新型コロナ、東京都で1万4680人感染確認 5日連続で前週より増加 [健康ダイジェスト]

 東京都は29日、新型コロナウイルスの感染者を新たに1万4680人確認したと発表しました。前週の火曜日(22日)より1922人増えました。前週の同じ曜日を上回るのは5日連続です。70歳代から90歳代の11人の死亡も発表しました。
 29日までの週平均の感染者数は1日当たり1万827・0人で、前週(8967・4人)の120・7%でした。
 29日の新規感染者を年代別にみると、最多は40歳代の2514人で、20歳代2429人、30歳代2303人、10歳代1931人と続きました。重症化しやすいとされる65歳以上は1483人。
 「人工呼吸器か体外式膜型人工肺(ECMO<エクモ>)を使用」とする都基準の重症者は、前日から2人減り18人でした。
 重症者用の病床使用率は28日から0・5ポイント下がって13・3%、全体の病床使用率は0・2ポイント上がって40・0%でした。

 2022年11月29日(火)

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■厚労省、抗肥満薬「アライ」の承認了承 来春にも薬局で購入可能に [健康ダイジェスト]

 厚生労働省の専門家部会は28日、大正製薬(東京都豊島区)が販売する抗肥満薬「アライ(一般名・オルリスタット)」を、医師の処方箋なしで薬局で買える薬として承認することを了承しました。来年3月にも正式に承認される見込みです。厚労省によると、日本人を対象にした臨床試験で、内臓脂肪や腹囲の減少効果が確認された市販薬となります。
 アライは、有効成分が腸内の酵素に作用することで、食事によって得る脂肪を吸収しにくくする効果があるとされる薬で、対象は、高血圧や脂質異常症などの健康障害を伴わない肥満(男性は腹囲85センチ以上、女性は腹囲90センチ以上)の18歳以上。低カロリーな食事や運動など生活習慣改善の取り組みと併せて補助的な位置付けで使います。1日3回、食事中か食後1時間以内に1カプセル服用します。
 購入の際には、薬剤師が対面で情報提供や指導を行うことが義務付けられる「要指導医薬品」になります。薬局では販売可能ですが、オンラインでは販売できません。服薬を始める1カ月前から腹囲や体重などを記録し、薬剤師のチェックを受けます。6カ月服用しても効果がなければ使用をやめます。
 ヨーロッパやアメリカなど70カ国以上では、すでに処方箋なしで販売されています。服用後に脂肪の排泄(はいせつ)量が増え、下痢などになることがあります。海外では肝機能障害が起きた例も報告されているものの、因果関係はわかっていないといいます。
 日本肥満学会理事長の横手幸太郎・千葉大教授は、「薬の使用は、食事や運動などの生活改善が前提となるので、薬剤師の指導が重要。万一やせ形の人が使えば健康被害が起きるリスクもあるため、注意が必要だ」と話しています。

 2022年11月29日(火)

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■厚労省、コロナとインフル同時検査キットのネットや薬局販売を了承 [健康ダイジェスト]

 新型コロナウイルスと季節性インフルエンザの感染の有無を同時に調べられる抗原検査キットについて、厚生労働省の専門家部会は28日、インターネットや薬局を通じた販売の解禁を了承しました。
 メーカーが承認申請して認められれば、年内にも一般販売が始まります。同時流行も懸念される中、検査目的の受診者を減らし、発熱外来の逼迫(ひっぱく)を避ける狙いがあります。
 ただ、医療機関への供給が優先のため、流通量はかなり限られそうです。厚労省によると、キットの国内在庫は約3900万回分あるものの、いずれも医療機関への供給用で、製造メーカーに増産を要請しています。
 厚労省はこの日、検体の正しい採取方法や判定方法などキットに添付する文書の例を示したガイドラインをまとめました。販売対象となるのは自分で鼻の穴の内部の鼻腔(びくう)の粘膜を採取するタイプで、説明書を見ながら使えば、5分から20分程度で結果がわかります。
 ただし、抗原検査はPCR検査と比べて精度が低く、ウイルス量が少ない場合は感染していても陰性と判定される「偽陰性」のリスクもあるため、厚労省は今後、製造メーカーや販売業者、それに購入した人に向けたガイドラインを通知することにしています。
 新型コロナウイルスとインフルエンザの感染を同時に検査できる抗原検査キットは、現在、10社の12製品が厚労省に製造や販売を承認されています。
 このうち一般への販売が認められたのは、鼻腔から検体を採取することができるなどの条件を満たした、4社の5製品となります。
 この4社のうち1社は一般への販売を行うとした上で、販売開始ができる時期や価格などは感染状況を考慮して検討するとしています。
 残りの3社は、医療機関へ供給する在庫を確保するため、現時点では一般への販売は難しいとしています。

 2022年11月29日(火)

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■オミクロン型対応ワクチン、国内の接種率17・1% 9月からで2148万610人が接種 [健康ダイジェスト]

 新型コロナウイルスのオミクロン型変異ウイルスに対応したワクチンの接種を受けた人の数は、国内で2148万人余り、割合は17・1%となりました。
 オミクロン型に対応したワクチンの接種は、従来型のワクチンで2回目までを終えた12歳以上の人を対象に9月から始まり、厚生労働省は年内に希望する人への接種を行うとしています。
 厚労省が28日に公表した最新の状況によりますと、これまでに国内でオミクロン型に対応したワクチンの接種を受けた人は2148万610人で、全人口に対する接種率は17・1%となりました。このうち、65歳以上の高齢者は846万862人で接種率は23・5%でした。
 従来型のワクチンやオミクロン型対応ワクチンで、これまでに接種を受けた人は、1回目では1億438万2705人(全人口の81・4%)、2回目では1億298万8571人(全人口の80・4%)、3回目では8424万1169人(全人口の66・9%)、4回目では4802万1163人、5回目では763万5537人となっています。
 また、5歳から11歳の子供を対象にした従来型のワクチンの接種のうち、今年9月から始まった3回目の接種を受けた人は39万6951人で、全体の5・4%でした。1回目を受けた人は169万2861人で、全体の23・1%、2回目の接種を受けた人は161万5988人で、全体の22・1%でした。
 このほか、10月から始まった生後6カ月から4歳の乳幼児を対象にした従来型のワクチンの接種で、1回目の接種を受けた人は2万8906人でした。
 実際は、これ以上に接種が進んでいる可能性があり、今後、増加することが見込まれます。

 2022年11月29日(火)

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