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■用語 食物繊維 [用語(さ行)]

[レストラン]食物繊維とは、人間の消化酵素では消化できない食物成分の総称です。セルロース、ペクチン、リグニンなどの繊維物質で、その大部分は植物性、藻類性、菌類性食物の細胞壁を構成する成分。化学的には多糖類であることが多く、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の二種類にわけられます。
 人間の消化管は、自力ではデンプンやグリコーゲン以外のほとんどの多糖類を消化できませんが、大腸においてさまざまな細菌によって嫌気発酵し、一部が酪酸やプロピオン酸のような短鎖脂肪酸に変換されて、エネルギー源として吸収されます。大腸の機能は食物繊維の存在を前提としたものであり、これの不足は大腸の機能不全につながることになります。
 1日当たりの食物繊維の摂取目標は、日本人の大人で20~25グラム。現在、平均的な摂取量は13~16グラムと見なされ、平均で約5グラム不足しているようです。リンゴ一つ半、ヒジキ大サジ2杯程度が、不足分に相当します。急に繊維分の摂取量を増やすと、胃腸への負担が大きくなりますので、少しずつ摂取量を増やしたいもの。
 食物繊維には、整腸作用があり、便秘、肥満、大腸ガンの予防やダイエットに役立つとされています。




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