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■子宮頸がん、肺炎球菌など3種類のワクチン接種を全額助成 千葉県浦安市 [健康ダイジェスト]

 千葉県浦安市の松崎秀樹市長は28日、子宮頸がん、乳幼児に細菌性髄膜炎を引き起こすインフルエンザ菌b型(Hib=ヒブ)、肺炎球菌の3種類のワクチンについて、接種費用を全額助成する方針を明らかにしました。助成対象は乳幼児と女子中学生、高齢者の計約3万人。
 関連予算として1億2430万円を、市議会6月定例会に提出する一般会計補正予算案に計上します。議会で可決されれば、8月1日から助成を始めます。この3種類のワクチンを全額助成するのは千葉県内初で、全国でも極めて珍しいといいます。
 助成対象は、子宮頸がんワクチンは中学1~3年の女子約2500人。3回目までの接種費用に初診料などを含めて全額を市が負担し、費用は1人5万1000円と試算されています。ヒブワクチンは生後2カ月~4歳の乳幼児約8200人。肺炎球菌ワクチンは、生後2カ月~4歳の乳幼児のほか、65歳以上の高齢者約1万8900人。
 いずれのワクチンも、死亡や重篤な状況に陥る病気への予防効果が高いことから選ばれました。対象者が個別に市医師会加盟の医療機関に予約して、保険証を提示すれば無料で接種できます。
 松崎市長は、「市民の命を守るのが行政の役目。子宮頸がんの予防ワクチンを切っ掛けに助成の対象を広めた」と話しています。
 千葉県内では成田市が4月から、子宮頸がんとヒブワクチンの半額助成を始めました。また、いすみ市が子宮頸がんと乳幼児の肺炎球菌ワクチンについて、8月から全額助成を行う方針。

 2010年5月31日(月)

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