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■吸入インフル薬「イナビル」を秋に発売へ 第一三共 [健康ダイジェスト]

 第一三共は10日、抗インフルエンザウイルス治療薬「イナビル吸入粉末剤」(一般名・ラニナミビル)について、製造販売の承認を厚生労働省から得たと発表しました。早ければ今秋にも発売される見通し。
 イナビルは、A型とB型のインフルエンザに効く成人と小児向けの吸入薬。インフルエンザ治療薬としては、タミフル、リレンザ、ラピアクタに次ぐ4種類目となります。
 イナビルは、既存薬のリレンザと同じ口から吸入するタイプで、1日1回、10歳以上は40ミリグラム、10歳未満は20ミリグラムの投薬ですむのが特長。ノイラミニダーゼ阻害薬の一種で、インフルエンザウイルスが細胞内で増殖した後、その細胞から飛び出すのをじゃまします。
 同じノイラミニダーゼ阻害薬の中外製薬のタミフルは1日2回、5日間の経口投与、グラクソ・スミスクラインのリレンザは1日2回、5日間の吸入、塩野義製薬のラピアクタは単回点滴静注と、それぞれ用法、用量が異なります。
 なお、厚生労働省は7月下旬に、化学及血清療法研究所の新型インフルエンザ(H5N1)ワクチンの承認を了承しています。これ以前に、北里研究所と阪大微生物病研究会のワクチンの承認も了承しています。

 2010年9月13日(月)

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