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■胃がんの疑い見落とし死亡、2300万円支払い 東大阪市 [健康ダイジェスト]

 大阪府東大阪市は24日、同市立総合病院の医師が胃がんの疑いを指摘した病理検査結果を見落とし、患者の男性(当時82歳)の病状が進行した末に死亡する医療ミスがあったと発表しました。市によると、市側が慰謝料を含む総額約2300万円を遺族側に支払うことで合意したといいます。
 市によると、男性は2006年7月、吐血のために救急外来で受診し、出血性胃潰瘍と診断されて入院。病理検査で「胃の一部ががんである可能性が極めて濃厚」との結果が出ましたが、コンピューター画面の表示をを見落とした同病院消化器内科の20歳代の男性医師が「問題なし」と判断。男性は翌月に退院しました。
 08年4月になって、腹部に不快感を訴えた男性が再び受診したところ、コンピューター断層撮影装置(CT)による検査で胃がんが見付かりました。
 病院側の別の医師が過去のカルテを見直し、06年のミスが判明。男性のがんは進行しており、同年12月に死亡しました。家族には見落としに気付いた時点で謝罪していたといいます。同病院の波多丈院長は、「病理検査の時点で見落とさなければ、何らかの治療ができた可能性もある。あってはならない医療ミスで、再発防止に努めたい」などとするコメントを発表しています。

 2010年9月25日(土)

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