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■北海道、佐賀など11道県でインフルエンザの流行開始 [健康ダイジェスト]

 国立感染症研究所は10日、最新の1週間(11月29日~12月5日)に全国5000の定点医療機関を受診したインフルエンザ患者を発表しました。
 全国では1機関当たり0.70(前週0.44)人でしたが、都道府県別では11道県が流行開始の目安となる1以上になりました。首都圏でも患者が増えており、来週にも全国的な流行期に入る可能性があるといいます。
 1以上だった都道府県は、高い順に北海道(3.82)、佐賀(2.41)、長崎(2.00)、大分(1.33)、埼玉(1.30)、鹿児島(1.26)、沖縄(1.14)、群馬(1.06)、宮城(1.04)、宮崎(1.02)、福島(1.00)。
 特に北海道や九州で患者が増えており、ウイルスはA香港型が多くなっています。
 感染研感染症情報センターの安井良則主任研究官は、流行が始まれば1カ月から1カ月半後にピークが来るとみており、「ワクチンは打ってから3週間後に効き目が出てくるので、予防接種を受けるなら今が最後の機会になる」と話しています。
 厚生労働省のインフルエンザ総合対策サイトによると、今年の冬は、A型、B型などの季節性インフルエンザと、昨冬流行した新型インフルエンザのいずれも流行の可能性があるといいます。季節性は特に高齢者が重症化しやすい傾向があり、新型は広い年齢層で重症化する場合があります。特に今冬は、すべての年齢の人々にインフルエンザへの注意が必要としています。
 国立感染症感染研は予防や感染の広がりを防ぐため、最低15秒以上かけて、手のひら、手の甲、指やつめなどの間も洗う十分な手洗いや、人に向かってせき、くしゃみをしないこと、せきが続く時はマスクをすることなどを呼び掛けています。

 2010年12月10日(金)




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