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■インフルエンザ流行さらに拡大 全国的に警報レベルを超える [健康ダイジェスト]

 先月30日までの1週間に、インフルエンザで医療機関を受診した患者は全国で推計176万人で、流行が全国的に警報レベルになったことがわかりました。
 国立感染症研究所が4日に発表した全国の定点調査によると、最新の1週間(1月25日~30日)で1医療機関当たりのの新規患者数は、警報発令レベルの「30人」を超える31・88人でした。前週の26・41人の約1・2倍になりました。
 感染研では「流行はピークを迎えつつある」としています。患者の年代は5~9歳が全体の19・9パーセントと最多で、20歳代が13・6パーセントと続きます。患者数は15週連続で増加し、累計患者は約490万人。
 18都県が警報発令レベルの30を上回り、全都道府県が注意報発令レベルの10を超えました。
 都道府県別で高いところは、宮崎県が60・88人(前週64・49人)、長崎県56・61人(47・29人)、福岡県47・17人(48・97人)、佐賀県46・64人(48・44人)、群馬県45・30人(36・41人)、大分県44・36人(45・00人)、埼玉県43・66人(34・29人)、沖縄県43・57人(63・17人)、鹿児島県43・24人(39・48人)、熊本県41・33人(37・31人)、千葉県40・56人(36・38人)など。流行が早かった九州はほぼ横ばい。首都圏は患者が増えています。
 ほかの地域は、北海道19・92人(13・68人)、愛知県36・17人(27・19人)、岐阜県25・21人(19・59人)、三重県26・57人(17・18人)、関西、中国では大阪府21・63人(15・78人)、兵庫県27・77人(18・46人)、京都府21・68人(17・60人)、岡山県28・01人(18・77人)と軒並み増えています。
 直近5週間に検出されたウイルスは、新型が最も多く、季節性のA香港型、B型の順となっています。
 感染研の安井良則主任研究官は、「しばらく流行は続き、比較的患者が少なかった地域でも、感染が拡大する恐れがある。警戒を怠らないでほしい」と話しています。

 2011年2月4日(金)

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