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■千葉県の牧草と新潟県のツボミナから放射性物質を検出 [健康ダイジェスト]

 千葉県は28日、県内2カ所の牧草から、それぞれ基準値を超える放射性ヨウ素と放射性セシウムを検出したと発表しました。農林水産省によると、牧草から基準値を超える放射性物質が検出されたのは初めて。
 牧草の基準値は、ヨウ素が1キログラム当たり70ベクレルで、セシウムが300ベクレル。県によると、市原市の施設の牧草からヨウ素230ベクレル、セシウム1110ベクレル、八街市の施設からヨウ素90ベクレル、セシウム350ベクレルが検出されました。
 千葉県は3月下旬以降、県内の牧草を乳牛と肉牛に食べさせることを自粛しています。原乳の2回の検査では、いずれも基準値を下回っています。
 一方、新潟県も28日、県内の村上市で採取、販売されたツボミナから微量の放射性ヨウ素が検出されたと発表しました。新潟県産の野菜から放射性物質が検出されたのは初めて。
 県によると、27日に村上市内で販売されていたツボミナを含む新潟県、茨城県、群馬県産の野菜7品目を検査。ツボミナから1キログラム当たり6・6ベクレルの放射性ヨウ素が検出されました。食品衛生法の暫定基準値は同2000ベクレル。放射性セシウムは検出されませんでした。
 ツボミナのほかに調べた村上市のキャベツ、新潟市のホウレンソウとコマツナ、県外産から放射性物質は検出されませんでした。
 新潟県は県内産の野菜から放射性物質が初検出されたことを受け、28日の発表分から産地の市町村名を公表しました。県生活衛生課は、「国からの要請もあり、産地を出したほうが消費者に安心してもらえると判断した」としています。
 また、同県がサンプルを市場から取っているのに対し、山形県や長野県など隣県では畑から直接採取しています。同課は、「大気中の放射線の推移を見ながら、必要があれば対応を検討する」とし、当面は現行の調査を継続する考えを示しました。

 2011年4月28日(木)




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jack

原発の被害はどこまで広がるのでしょう。それと、今後に続く汚染の継続。
一時のことでなく何十年の問題。
by jack (2011-04-29 18:20) 

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