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■女子の体重、5~17歳の全年齢で減少  文科省調査 [健康ダイジェスト]

 女の子の平均体重が5~17歳の全年齢で前年度より減少したことが、文部科学省が8日に公表した今年度の学校保健統計調査(速報)でわかりました。高校2、3年生の「やせすぎ」の女子の割合は5年前の約1・5倍に。
 文科省の担当者は、「過度のダイエット志向が原因かもしれない」と話しています。
 東日本大震災の被害が大きかった岩手、宮城、福島3県を除き、全国の子供が4~6月に学校や幼稚園で受けた健康診断結果の約5パーセントを抽出し、集計しました。
 女子の平均体重は、1900年度の調査開始以来初めて全年齢で減少しました。なお、戦中戦後の数年間は統計がありません。前年度からの減り幅が最も大きかったのは16歳(高2)で、前年度比0・3キロ減の52・4キロ。ほかの年齢でも0・2~0・1キロ減少しており、中高生女子の体重は5~10年前をピークに減少傾向が続いています。
 男子も7歳と17歳で変化がなかったほかは、 11歳(小6)が0・4キロ減など、ほとんどの年齢で減りました。男女とも、身長に目立った変化はありません。
 浪速生野病院心身医療科(大阪市)の生野照子部長(心身医学)によると、7、8年前から肥満でない子や、やせ気味の子にも、さらにやせたがる傾向が見られるといいます。生野部長は、「特に女の子は成長期に栄養が必要だが、体形が変わるのを嫌がる子がいる。家庭や学校でも、肥満だけでなく、やせすぎの弊害を教えるべきだ」と話しています。

 2011年12月12日(月)




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