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■iPS細胞バンク、来年度スタート 京大の山中教授表明 [健康ダイジェスト]

 京都大iPS細胞研究所長の山中伸弥教授が19日、再生医療用に作ったさまざまな人工多能性幹細胞(iPS細胞)をあらかじめ保管し、必要な患者に提供する「iPS細胞バンク」の設立に向け、12年から本格的な作業に入る方針を明らかにしました。
 まずは一般の人からiPS細胞のもとになる皮膚の提供を受け、2013年度にもiPS細胞の提供を始めるといいます。
 iPS細胞はさまざまな組織の細胞に変えることができますが、作成や培養には時間がかかる上、白血球の型(HLA)が異なる場合、移植しても激しい拒絶反応が起きやすいといいます。そこで、献血のように、健康な人から提供された皮膚からiPS細胞を作成し、培養してから冷凍保存して保管、事故で脊椎を損傷し、緊急な移植が必要な患者にも素早く対応しようという構想。
 現在、皮膚の提供者の募り方などを厚生労働省などと詰めているといいます。山中教授は、「来年は非常に重要な1年。臨床研究に向けてバンクを軌道に乗せたい」と話しました。
 iPS細胞を使った再生医療では理化学研究所が来年度、加齢黄斑変性という網膜疾患の治療で初の臨床研究を国に申請する見通しで、山中教授は「日本の牽引役であり、できるだけ協力していく」と強調しました。

 2011年12月21日(水)




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mainichi

これって、毎日新聞記事と同じに見えるのですが、クレジットなしですと、無断転載あるいは盗作になってしまわないでしょうか。
by mainichi (2011-12-25 22:00) 

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