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■風疹患者、依然多い状態が続く 最新1週間で504人が発症 [健康ダイジェスト]

 6月23日までの1週間に新たに風疹と診断された全国の患者は504人で、700人近いペースで増えていた5月下旬より減ったものの、依然、患者数の多い状態が続いています。
 専門家は、「患者数は再び増える恐れもある。ここで安心せず、妊娠を希望する女性などは早めにワクチンを打ってほしい」と話しています。
 熱や発疹などの出る風疹は、患者のせきやくしゃみを通じて広がり、妊娠中の女性が感染すると新生児の目や耳、それに心臓などに障害が出る恐れがあります。
 国立感染症研究所によりますと、6月23日までの1週間に新たに風疹と診断された全国の患者は504人で、患者数の多い状態が続いています。
 流行の中心は引き続き関西と首都圏で、最も多い大阪府が120人、次いで東京都が88人、神奈川県が55人、兵庫県が37人などとなっています。
 また、風疹の流行が止まらない中、母親が妊娠中に風疹に感染したことで目や耳、心臓などに障害が出る「先天性風疹症候群」と診断された新生児は、東京都で1人増え、昨年から続く風疹の流行では、全国で合わせて12人となりました。
 都道府県別では、東京都が3人、大阪府、兵庫県、愛知県でそれぞれ2人、埼玉県、神奈川県、香川県でそれぞれ1人となっています。
 国立感染症研究所の多屋馨子室長は、「先天性風疹症候群の赤ちゃんは、今後さらに増える恐れがある。風疹はワクチンで防げる病気なので、妊娠を希望する女性や妊婦の家族は早めに接種を受けてほしい」と話しています。

 2013年7月2日(火)




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