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■山梨県と高知県、2日連続で40度超える 熱中症、全国で4人死亡12人重体 [健康ダイジェスト]

 日本列島は11日も厳しい暑さが続き、最高気温は甲府市で40・6度、高知県四万十市で40・4度など関東から九州を中心に、全国の観測地点927のうち今夏最多の297地点で35度以上の猛暑日となりました。
 甲府市と四万十市は10日、国内観測史上4位の40・7度を記録しており、2日連続の40度超。
 気象庁によると、最高気温が高かった地点は千葉県茂原市39・9度、浜松市39・8度、岐阜県多治見市39・5度。
 東京の都心でも38・3度まで上がり、さらに高松市で38・6度、和歌山市で38・5度、横浜市で37・4度など、関東から西の50地点近くで、観測史上最も高い気温を観測し、30度以上の真夏日も今夏最多の700地点に上りました。
 12日の日中は11日より幾分気温が低くなるものの、西日本や東日本では厳しい暑さが続き、日中の最高気温は、甲府市や岐阜市、それに大阪市、高松市で37度、埼玉県熊谷市や名古屋市、福岡市で36度、東京の都心や高知市で35度などと予想されています。
 気象庁は、こまめに水分を取ったり冷房を適切に使ったりして、熱中症に一層注意するよう呼び掛けています。
 各地の消防や警察にマスコミが取材して11日午後8時現在でまとめたところ、熱中症とみられる症状で、すべての都道府県の少なくとも1781人が病院に搬送され、このうち京都府と和歌山県、大分県、埼玉県で4人が死亡し、徳島県や宮城県、東京都など11の都府県で合わせて12人が意識不明の重体となっています。
 和歌山県有田市では11日朝、1人暮らしの80歳の女性が自宅で倒れているのを訪ねてきた人が見付け、女性は熱中症の疑いで病院に搬送されましたが、まもなく死亡しました。また、京都府綾部市では11日午後、63歳の男性が路上で倒れているのが見付かり、その後、死亡が確認されました。
 さらに11日午後、大分市の路上で80歳代の男性、埼玉県さいたま市の路上で60歳の男性が倒れているのを通行人が見付け、駆け付けた救急隊が病院に搬送しましたが、その後、死亡が確認されました。
 都道府県別では、千葉県で137人、埼玉県で128人、神奈川県で113人、愛知県で103人、東京都で100人などが病院に搬送されました。

 2013年8月11日(日)




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