■カバノキ科花粉症の人、豆乳アレルギーに注意を 国民生活センター [健康ダイジェスト]
シラカンバ、ハンノキなどカバノキ科の花粉症の人が豆乳を飲むと、唇のはれやのどのかゆみなどのアレルギー症状が起きる可能性があるとして、国民生活センターは5日、注意を呼び掛けました。
同センターには、豆乳や豆乳飲料を飲んで、「じんましんなどのアレルギーが起きた」「目の周りが赤くなりひどくはれた」「顔が真っ赤になり、呼吸困難になった」という相談が2008年度からの約5年間で計15件寄せられました。
大豆の食物アレルギーは、大豆を原材料とした豆腐や納豆などの食品を食べたことにより発症する症例と、 主にカバノキ科花粉症の人が豆乳などを摂取した際に発症する口腔アレルギー症候群が知られています。近年、春に花粉が飛散し、鼻水などの症状が出るカバノキ科花粉症の増加に伴い、後者の症例が増加しているとされています。
国民生活センターによると、大豆にはカバノキ科の花粉に含まれるアレルゲンとよく似た物質が含まれており、カバノキ科花粉症の人は発症する可能性が比較的高いといいます。中でも成人女性に起きることが多いといいます。
豆乳は液体で多量に摂取しやすく、大豆からの加工の程度も低いため、アレルギー症状が起こりやすいとみられます。
日本豆乳協会の資料によると、健康志向の高まりから豆乳の生産量は増えています。2008年に16・3万キロリットルだったのが、2012年には25・6万キロリットルに増えたといいます。
2013年12月6日(金)
同センターには、豆乳や豆乳飲料を飲んで、「じんましんなどのアレルギーが起きた」「目の周りが赤くなりひどくはれた」「顔が真っ赤になり、呼吸困難になった」という相談が2008年度からの約5年間で計15件寄せられました。
大豆の食物アレルギーは、大豆を原材料とした豆腐や納豆などの食品を食べたことにより発症する症例と、 主にカバノキ科花粉症の人が豆乳などを摂取した際に発症する口腔アレルギー症候群が知られています。近年、春に花粉が飛散し、鼻水などの症状が出るカバノキ科花粉症の増加に伴い、後者の症例が増加しているとされています。
国民生活センターによると、大豆にはカバノキ科の花粉に含まれるアレルゲンとよく似た物質が含まれており、カバノキ科花粉症の人は発症する可能性が比較的高いといいます。中でも成人女性に起きることが多いといいます。
豆乳は液体で多量に摂取しやすく、大豆からの加工の程度も低いため、アレルギー症状が起こりやすいとみられます。
日本豆乳協会の資料によると、健康志向の高まりから豆乳の生産量は増えています。2008年に16・3万キロリットルだったのが、2012年には25・6万キロリットルに増えたといいます。
2013年12月6日(金)
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