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■子供の肥満割合、日本は低水準 ユニセフが学校給食を評価 [健康ダイジェスト]

 ユニセフ(国連児童基金)は、世界の子供たちの栄養状態に関する報告書を発表し、日本は調査した41の国のうち、「太りすぎ」と「肥満」の割合が最も低く、その理由として、学校給食が子供たちに栄養バランスのよい食事を提供していると評価しました。
 ユニセフは15日、世界の子供たちの栄養失調や肥満などの状況をまとめた報告書を発表しました。
 それによりますと、世界では、カロリーが高く栄養価が低いインスタント食品やファストフードが普及し、途上国・先進国を問わず、子供たちの肥満が急速に増えているということです。
 このうち、世界全体の5歳から19歳までの子供に占める「太りすぎ」と「肥満」の割合は、2000年の「10人に1人」から、2016年には「5人に1人」と、倍増しています。
 一方、「太りすぎ」と「肥満」の子供の割合を、OECD(経済協力開発機構)とEU(ヨーロッパ連合)に加盟する41の国で比較したところ、2016年の数値で、日本は14・42%と最も低く、唯一20%を下回りました。
 最も高いのは、アメリカで41・86%、次いでニュージーランドで39・46%でした。
 ユニセフは、日本の子供に肥満が少ない理由として、「学校給食によって、子供たちに栄養バランスのよい食事を安価に提供することができ、栄養について学ぶ機会にもなっている」と指摘し、日本の学校給食を評価しています。

 2019年10月17日(木)

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