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■新型コロナウイルス、世界の死者20万人に迫る アメリカの死者は5万人を超える [健康ダイジェスト]

 アメリカのジョンズ・ホプキンス大学のまとめによりますと、日本時間の25日午前3時の時点で、新型コロナウイルスの感染者の数は世界全体で276万6611人となりました。
 国別では、アメリカが88万3826人で最も多く、スペインが21万9764人、イタリアが19万2994人、フランスが15万9495人、ドイツが15万4111人などとなっています。
 また、死亡した人は19万4456人で、国別ではアメリカが5万373人と最も多く、次いでイタリアが2万5969人、スペインが2万2524人、フランスが2万2245人、イギリスが1万9506人などとなっています。
 一方、アメリカのカリフォルニア州ロサンゼルス郡は24日までに、新型コロナウイルス感染症が郡内で最も多い死因になったことを明らかにしました。直近2週間は1日当たり44人が亡くなっており、インフルエンザや心臓病による死者を上回るといいます。保健当局のバーバラ・フェレール氏は、「ウイルスの拡散を抑える必要がある」と話し、家にとどまるよう呼び掛けました。
 アメリカで最も感染者数が多いニューヨーク州では、感染のピークを越える兆しが出ています。23日の死者数は422人となり、3日連続で減少しました。入院者数もここ1週間にわたり、減少傾向が続いています。
 ニューヨーク州のアンドリュー・クオモ知事は24日の記者会見で、「今、事を急いで(経済活動を)再開すれば、経験してきた以上の急激な感染者数の増加につながる」と述べ、経済活動の再開は慎重に進めていく考えを明らかにしました。また、11月のアメリカ大統領選については、州の住民が投票所に行かなくてすむように、不在投票の申請書を送るように事務当局に指示しました。
 アメリカでは24日、南部ジョージア州、南部オクラホマ州、北部アラスカ州で知事の判断に基づく行動規制の緩和が始まりました。ジョージア州では、朝から理髪店やネイルサロン、入れ墨店、スポーツジムといった店舗が営業を再開。ただ、同州では感染者数が1週間で3割増えているといい、最大都市アトランタの市長が「家にとどまってください」と呼び掛けるなど、経済活動の再開に向けた動きは迷走しています。
 ヨーロッパのスペインでは、死者数の増加ペースが鈍っています。スペインでは24日、1日当たりの死者数が367人と約1カ月ぶりの低水準となりました。スペイン政府の報道官は、「社会全体の努力により、新型コロナにおける最も困難な局面を克服した」と語りました。

 2020年4月25日(土)

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