■新型コロナウイルス、世界の感染者622万人超で死者37万人超 中南米の感染者100万人超に

　アメリカのジョンズ・ホプキンス大学の日本時間２日午前３時時点のまとめによりますと、新型コロナウイルスの感染が確認された人は世界全体で622万2709人で、亡くなった人は37万3234人です。
　感染者が最も多いのはアメリカで179万7457人、次いでブラジルが51万4849人、ロシアが41万4878人、イギリスが27万6156人、スペインが23万9638人、イタリアが23万3197人となっています。
　亡くなった人が最も多いのもアメリカで10万4584人、次いでイギリスが３万8571人、イタリアが３万3475人、ブラジルが２万9314人、フランスが２万8805人、スペインが２万7127人となっています。
　一方、中南米での新型コロナウイルス感染者が100万人を超え、５月31日時点で101万6828人となりました。世界保健機関（ＷＨＯ）は、「南米の多くの国々が新たな震源地になっている」としています。
　アメリカのジョンズ・ホプキンス大学の集計によると、世界の感染者数は日本時間２日午前３時時点で622万2709人。ブラジルはアメリカに次いで世界で２番目に多く、中南米の約半数に当たる51万人に達しました。16万人超のペルー、９万人超のチリ、メキシコなどでも感染拡大が目立ちます。ペルーで５月31日に報告された１日の新規感染者は8800人で、過去最多を記録しました。
　死者数でみると、世界全体で37万3234人。ブラジルが２万9000人、ペルーが4500人を超えました。
　ペルーには１カ月前から強制的なロックダウン（都市封鎖）と夜間外出禁止措置が敷かれ、国境封鎖命令も出ているにもかかわらず、感染者が急増しています。マルティン・ビスカラ大統領は、新型コロナウイルス危機はまだ半ばすぎだと警告しています。
　チリでも５月31日、過去24時間の死者数としては過去最多の57人の死亡が報告され、累計1054人となりました。チリでは最近の２週間で感染者が急増。国内の感染者の約80%が首都サンティアゴで報告され、市内では集中治療室の病床の96%が埋まっているといいます。

　２０２０年６月２日（火）

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