■東京都、新たに102人の新型コロナウイルス感染を確認 100人以上は５日連続

　東京都は６日、新たに新型コロナウイルスの感染者102人を確認したと発表しました。これで都内の１日当たりの感染者数は、５日連続で100人を超えました。
　都によると、６日に確認された102人を年代別でみると、20歳代が53人、30歳代が19人で全体の７割を占めました。10歳代が３人、40歳代が12人、50歳代が11人、60歳代が３人、80歳代が１人でした。10人は無症状だといいます。
　また、102人のうち、60人はこれまでに感染が確認された人の濃厚接触者で、42人は今のところ感染経路がわかっていません。
　感染経路別でみると、ホストクラブやガールズバーなど近い距離での接客を伴い、夜間営業する飲食店の従業員や客など「夜の街」関連は35人で、うち新宿エリアが31人、池袋エリアが１人でした。
　６日までの１週間平均の１日当たりの感染者は、99・４人。感染者計696人のうち、夜の街関連が272人で、うち新宿エリアは201人、池袋エリアが29人。そのほか、家庭内が７人、友人などとの会食が６人、職場が５人、順天堂大学医学部付属練馬病院の看護師２人など施設関連が４人。
　これで都内で感染が確認されたのは、合わせて6867人になりました。一方、６日に都内で死亡が確認された人は、いませんでした。
　小池百合子知事は６日夜、報道陣の取材に、「夜の街以外に、会食や家族内、職場、施設などで広がっている。引き続き感染しない、させないという基本を忘れずに、ご協力を」と述べました。感染が確認された秋葉原のメイドカフェで働く300人以上が集団検査を受けていることも、明らかにしました。
　都内で再び感染者数が増加していることを受け、小池知事は４日、都民に対し、不要不急の都外への移動自粛を要請しています。

　２０２０年７月６日（月）

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