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■沖縄県のアメリカ軍基地で新型コロナウイルス感染拡大 新たに50人で累計60人超え  [健康ダイジェスト]

 沖縄県は11日、アメリカ軍関係者の新型コロナウイルス感染が新たに多数確認されたという連絡が、在沖アメリカ海兵隊の政務外交部からあったことを明らかにしました。関係者によりますと、普天間基地やキャンプ・ハンセンなどで、合わせて50人以上に上るということで、基地内で感染が拡大しています。
 沖縄県の玉城デニー知事は11日夕方、県庁で記者会見を開き、新たにアメリカ軍関係者の新型コロナウイルス感染が多数確認されたという連絡があったことを明らかにしました。
 これまでも普天間基地とキャンプ・ハンセンでは、合わせて10人以上の感染者が確認されており、県は県民への感染拡大を警戒し、アメリカ兵らと接触があり、風邪などの症状がある場合はすぐに医療機関を受診するよう呼び掛けていました。アメリカの独立記念日の7月4日には、アメリカ軍関係者らが集うパーティーが基地外で開かれていたとの情報もありました。
 沖縄県はクラスター(感染者の集団)が発生しているとして、謝花(じゃはな)喜一郎副知事が沖縄防衛局の田中聡局長に対し、感染者数の公表や基地を閉鎖することなどを求めたということです。
 玉城知事は、「報告内容に衝撃を受けており、県民が一丸となって感染防止に取り組む中、アメリカ軍関係者の感染が短期間で多数発生しているのは誠に遺憾だ。これまでの感染防止対策に強い疑念を抱かざるを得ない」と述べました。
 また、沖縄県は、埼玉県から訪れていた10歳代と20歳代の会社員の男性2人が11日に、新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。
 2人は、10日に感染が確認された埼玉県の30歳代の男性と一緒の団体旅行に参加しており、9日から沖縄県を訪れていたということです。団体旅行のほかの参加者は、陰性だったということです。2人に症状は出ていないものの、現在、指定医療機関に入院しているということです。
 これで沖縄県内での感染確認は148人となり、4日連続での感染確認となりました。

 2020年7月11日(土)

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