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■世界の新型コロナウイルス感染者1249万人、死者56万人 アメリカの死者13万人超、ブラジルの死者7万人超 [健康ダイジェスト]

 アメリカのジョンズ・ホプキンス大学のまとめによりますと、新型コロナウイルスの感染が確認された人は、日本時間の11日午後3時の時点で世界全体で1249万8722人となっています。また、亡くなった人は56万209人となっています。
 感染者の多い国は、アメリカが318万4573人、ブラジルが180万827人、インドが82万916人、ロシアが71万2863人、ペルーが31万9646人となっています。
 死者の多い国は、アメリカが13万4097人、ブラジルが7万398人、イギリスが4万4735人、イタリアが3万4938人、メキシコが3万4191人となっています。
 新型コロナウイルスの感染者の急増が続くアメリカでは、南部や西部の州で死者の増加が顕著になってきており、感染の拡大が深刻さを増しています。
 ジョンズ・ホプキンス大学のまとめによりますと、アメリカで9日に報告された新たな感染者の数は、およそ6万3000人と、これまでで最も多くなりました。
 感染者が急増するとともに南部や西部の州では死者の数が増えており、1週間平均の1日当たりの死者は、テキサス州でおよそ42人と6月1日と比べて2倍に、フロリダ州はおよそ48人で1・6倍に、アリゾナ州ではおよそ42人と2・6倍に増加しています。
 1日当たりの死者数は、アメリカ全体では減少傾向にあり、ドナルド。トランプ大統領は状況は改善していると主張しています。
 しかし、感染者数は急増しており、医療機関の能力を超える州も出てきていることなどから、この傾向が続けば8月には、これまでで最も多かった4月の水準を超えると予測する専門家もいます。
 トランプ政権で新型コロナウイルス対策にあたるアンソニー・ファウチ博士は、「死者数が以前より少ないからといって、安心はできない」と各州に感染対策の強化を訴えていますが、感染の拡大に歯止めはかかっておらず、状況は深刻さを増しています。
 一方、ブラジル保健省は10日、新型コロナウイルスによる同国の死者が7万人を超えたと発表しました。
 ブラジルでは、過去24時間に新型コロナウイルス感染者が約4万5000人、同ウイルスによる死者は約1200人増え、累計で感染者は約180万人、死者は約7万400人になりました。特に死者が多いのは、サンパウロ州の約1万7400人とリオデジャネイロ州の約1万1200人。
 同国の死者は過去35日間で2倍に増えたものの、1日当たりの死者数は安定する兆しを見せています。
 人口約2億1200万人のブラジルは、アメリカに次いで世界で2番目に新型コロナウイルスの被害が大きいものの、住民100万人当たりの死者は335人で、アメリカの403人やスペインの607人より少なくなっています。
 ジャイル・ボルソナロ大統領が率いる政府は、新型コロナウイルス対応で統一されたメッセージを出せずにおり、各州知事が対応を主導しています。

 2020年7月12日(日)