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■神奈川県が「神奈川警戒アラート」発動 3日連続で40人以上が新型コロナウイルに感染 [健康ダイジェスト]

 神奈川県は17日、県内で新型コロナウイルスの新たな感染者が40人以上確認され、直前1週間の感染者数が基準を超えたとして「神奈川警戒アラート」を出し、県民に対して特別措置法に基づいて感染防止対策が取られていない場所に行かないよう要請しました。
 神奈川県は、新たな感染者数が、直前の1週間の平均で1日当たり33人以上となった場合に、県が独自に定めた神奈川警戒アラートを出し、県民への警戒を呼び掛けることにしています。
 17日は、県内の新たな感染者が43人確認され、基準を超えたということで、県は対策本部会議を開き、神奈川警戒アラートを出しました。
 神奈川県では17日、県内で発表された新たな感染者が合わせて43人となり、3日連続で40人を超えました。
 横浜市によりますと、いずれも市内に住む10歳代から60歳代までの男女14人が新たに感染したことが確認されたということです。
 このうち、20歳代の女性は市内の特別支援学校に勤める非常勤教諭で、7月7日に熱が出ましたが、その後平熱に戻ったため、16日に感染が確認されるまで合わせて5日間、勤務をしていたということです。
 教諭は、給食の時間にはマスクを外していましたが、児童や生徒とは離れて食事をとっていたということです。市は濃厚接触者の確認を進めています。
 また、女性1人は、集団感染が発生した東京都新宿区の劇場で複数回、舞台公演を観賞したと話しているということです。
 発表された14人のうち、6人が東京都内の職場で感染者がいたり、感染した知人と都内で会食するなどしており、東京都で感染したとみられるケースが目立っています。6人は感染経路がわかっていないということです。
 一方、神奈川県によりますと、新たに感染が確認されたのは10歳代から60歳代の男女8人で、秦野市に住む60歳代の女性は中等症で入院していますが、ほかの7人は軽症だということです。
 このうち、平塚市の50歳代の女性は、7月14日から発熱などの症状を訴え、17日に感染がわかりました。すでに同居する家族3人の感染がわかっており、濃厚接触者だということです。
 この女性以外の7人は、感染経路はわかっていないということです。
 さらに横須賀市によりますと、市立小学校に通う10歳代の男子児童と、70歳代の女性の感染が新たに確認され、2人とも軽症だということです。
 男子児童は15日に下校した後に熱が出て、16日に学校を休んで検査を受け、17日に感染が確認されたということです。
 市は、この小学校を7月20日まで臨時休校として施設の消毒を行うとともに、男子児童のクラスメイトや教職員については、保健所の調査で濃厚接触者とされた人は検査することにしています。
 70歳代の女性は、すでに感染が確認された家族から感染したとみられるということです。
 このほか、藤沢市も市内に住む20歳代の大学生の男性と40歳代の無職の女性、それに50歳代の会社員の男性の合わせて3人が新たに感染したと発表しました。いずれも症状は軽いということです。
 40歳代の女性は感染者の濃厚接触者ですが、ほかの2人の感染経路はわからないということです。
 神奈川県内で発表された感染者はこれで1917人となり、このうち98人が死亡しています。

 2020年7月17日(金)

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