■新型コロナウイルス、19日の国内感染者511人確認 埼玉県で38人、福岡県で32人感染確認

　19日は午後８時半の時点で、東京都で188人、大阪府で89人、埼玉県で38人、福岡県で32人、神奈川県で30人、千葉県で24人、兵庫県で21人、愛知県で21人、京都府で12人など、全国で合わせて511人の新たな新型コロナウイルスへの感染が発表されています。
　国内で感染が確認された人は、空港の検疫などを含め２万5425人、クルーズ船の乗客・乗員が712人で、合わせて２万6137人となっています。
　亡くなった人は、国内で感染した人が986人、クルーズ船の乗船者が13人の合わせて999人となっています。
　埼玉県内では19日、新たに38人の新型コロナウイルスへの感染が発表されました。
　このうち、埼玉県は23人の感染を発表しました。また、川口市は市内の10歳代から60歳代までの男女８人、さいたま市は市内の20歳代から60歳代までの男女５人、越谷市は市内の20歳代と30歳代の男性合わせて２人の感染をそれぞれ発表しました。
　埼玉県や県内の各自治体によりますと、このうち吉川市の40歳代の男性とさいたま市の50歳代の男性は、集団感染が確認されている越谷市のショーパブの従業員で、この店に関連する感染者はこれで10人になりました。
　また、警察などによりますと、越谷警察署の50歳代の男性警察官１人の感染も確認され、警察は建物の消毒を行うとともに同僚の13人の警察官を、およそ２週間の自宅待機にしたということです。
　一方、さいたま市は18日に新たな感染者として発表した20歳代の男性について、以前にも感染が確認されていたことがわかったとして、これまでの感染者数を１人減らすと発表しました。
　これで、埼玉県内で発表された感染者の合計は、1751人となりました。
　また、福岡県では19日、新たに32人の新型コロナウイルスへの感染が確認され、今年５月に緊急事態宣言が解除されて以降、最多となりました。県内の累計感染者は、1000人を超えました。
　うきは市の介護施設では、新たなクラスター（感染者集団）が発生しています。
　福岡県によりますと、19日に新たに感染が確認された７人は、17日に通所者の感染が確認されていた、うきは市の介護施設「ひまわりの郷吉井」の40歳代の男性職員１人と60歳代から90歳代までの通所者の男女６人です。
　これで、「ひまわりの郷吉井」の感染者は８人となり、福岡県は、この施設をクラスターと認定しました。
　このほか、福岡市で０歳の女児など24人、北九州市では若松区に住む20歳代の男子大学生の感染が新たに確認されました。
　福岡県内での感染確認は21日連続で、感染が確認された人は累計で1021人（再陽性は含まず）となりました。

　２０２０年７月１９日（日）

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