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■新型コロナ、世界の感染者6383万人 死者148万人 アメリカの11月の感染者430万人で10月の倍以上に [健康ダイジェスト]

 アメリカのジョンズ・ホプキンス大学の集計によりますと、新型コロナウイルスの感染が確認された人は、日本時間の2日午後3時の時点で、世界全体で6383万9023人となりました。また、亡くなった人は、148万1人に上っています。
 感染者が最も多い国はアメリカで1372万1304人、次いで、インドが946万2809人、ブラジルが638万6787人、ロシアが230万2062人、フランスが227万5429人。
 亡くなった人が最も多い国もアメリカで27万642人、次いで、ブラジルが17万3817人、インドが13万7621人、メキシコが10万6765人、イギリスが5万9148人。
 アメリカのジョンズ・ホプキンス大学の集計によると、アメリカでは1日、過去24時間に確認された新型コロナウイルス感染症の死者数が2500人を超えました。第1波のピークだった4月末以来、最多となりました。
 グリニッジ標準時2日午前1時30分(日本時間2日午前10時30分)時点でのデータによると、過去24時間の新規感染者数は18万人以上でした。
 アメリカでは感謝祭の時期は家族と過ごすために人々が各地を移動することから、専門家らは感謝祭の連休明けから数日後に感染者数が急増すると指摘していました。
 アメリカの新型コロナウイルスの累計感染者数は1372万人以上、死者数は27万人以上となっています。
 アメリカでは、11月の1カ月で新型コロナウイルスの新たな感染者が430万人に上るなど感染拡大に歯止めがかかっておらず、専門家は、1日も早い全米規模での対策が必要だと訴えています。
 また、ジョンズ・ホプキンス大学のまとめによりますと、アメリカで11月1カ月間に新たに確認された感染者は430万人で、10月の倍以上に上っています。
 アメリカにおける新型コロナウイルス感染症の流行に関するデータの収集・発表を行っているボランティア組織「コービッド追跡プロジェクト」によると、1日の新規入院患者数は9万9000人と最多を記録。特にインディアナ、サウスダコタなど中西部の州で急増しており、集中治療室(ICU)で治療を受けている人はおよそ1万8000人となっています。
 このため、西部カリフォルニア州では、ほぼ全域で不要不急の外出を制限することを検討しているほか、東部ニューヨーク州でも入院患者などが増え続けた場合、外出を制限する可能性があるとしています。
 疾病対策センター(CDC)は12月中旬までに、死者がさらに数万人増え、30万人前後に上る恐れがあるという複数の研究機関の予測をホームページで紹介しており、ロナルド・トランプ政権で新型コロナウイルス対策に携わるアンソニー・ファウチ博士など専門家は、1日も早い全米規模での対策が必要だと訴えています。
 新型コロナウイルスの感染が拡大する中、トランプ政権で感染対策にかかわっていたスコット・アトラス氏が辞任しました。
 アトラス氏は、放射線が専門で感染症の専門家ではありませんでしたが、マスクの重要性を過小評価したり、店舗の営業などを厳しく制限する、いわゆるロックダウンに反対したりして、政権の対策チームの中心人物であるファウチ博士などと対立していました。
 また、アトラス氏は、経済を重要視するトランプ大統領に賛同し、多くの人が抗体を獲得することで、感染がそれ以上広がらなくなるいわゆる「集団免疫」を主張していました。
 アトラス氏は。トランプ大統領に宛てた1日付けの辞表をツイッターに投稿し、「私は政治的な影響ではなく、常に最新の科学と証拠にもとづいて判断していた」としています。
 辞任について、アトラス氏が所属していたスタンフォード大学の研究者らは声明を発表し、「辞任は遅すぎるが、誤った情報に対する科学と真実の勝利だ」として、アトラス氏の感染対策を巡る主張を改めて批判しています。

 2020年12月2日(水)

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