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■「基礎疾患」は慢性の呼吸器疾患、心臓病、がん、肥満などに 新型コロナワクチンの優先接種で政府分科会 [健康ダイジェスト]

 厚生労働省の新型コロナウイルス感染症対策分科会は23日、新型コロナワクチンの優先接種の対象者や接種の進め方について取りまとめ案を提示しました。感染者に頻繁に接する機会がある医療従事者らにまず接種し、次に高齢者、その次に高齢者以外で基礎疾患のある人と高齢者施設の職員らに対象を広げます。
 高齢者は「65歳以上」とし、基礎疾患については慢性の呼吸器疾患や心臓病、腎臓病、がんなどと、肥満の程度を示す「体格指数(BMI)」が30以上で通院・入院している人らを対象とする方向で調整します。意見募集した上で、来年1月中に最終案を確定します。
 アメリカの製薬大手ファイザーは18日、開発したワクチンの薬事承認を厚生労働省に申請。同省は来年2月までに承認の可否を判断する方針で、こうした動きも踏まえて全国の自治体にワクチンの接種体制の構築に向けたスケジュールを示しました。
 それによると、最優先する医療従事者や救急隊員、保健所職員らで感染者に頻繁に接する機会がある人(約300万人)については、来年3月中に優先接種を始められる体制を確保。これに先立ち、ワクチン接種による体調の変化の有無などを調査するため、2月下旬~3月上旬に医療従事者約1万人を対象に先行接種できるようにします。
 3月下旬~4月上旬には、65歳以上の高齢者(3000万~4000万人程度)向けに優先接種を開始できるよう体制を構築。基礎疾患のある人(約820万人程度)への接種は、高齢者への接種の進み具合を確認しながら4月以降に進めます。

 2020年12月23日(水)

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