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■世界の新型コロナ感染者7936万人、100人に1人が感染 カリフォルニア州の感染者が累計200万人超 [健康ダイジェスト]

 アメリカのジョンズ・ホプキンス大学の集計によりますと、新型コロナウイルスの感染が確認された人は、日本時間の25日午後3時の時点で、世界全体では7936万8142人となりました。国連が推計する2020年の世界人口は約78億人で、100人に1人が感染した計算になります。
 また、感染して亡くなった人は、174万2271人に上っています。
 感染者が最も多いのはアメリカで1865万454人、インドが1014万6845人、ブラジルが742万3945人、ロシアが293万4695人、フランスが258万4333人です。
 感染して亡くなった人が最も多いのもアメリカで32万9023人、ブラジルが18万9982人、インドが14万7092人、メキシコが12万1172人、イタリアが7万900人となっています。
 新型コロナウイルスの感染拡大が続くアメリカでは、西部カリフォルニア州で感染者数が全米50州の中で初めて、累計で200万人を超え、州知事は改めて感染防止を徹底するよう呼び掛けました。
 ジョンズ・ホプキンス大学の集計によりますと、アメリカでは23日に報告された1日当たりの新たな感染者が22万8131人と、20万人前後となる日が約3週間続いています。
 特に感染者数が増加しているのがカリフォルニア州で、ギャビン・ニューサム知事は24日、ツイッターで州内の感染者数が全米50州の中で初めて累計で200万人を超えたことを明らかにしました。
 そして、「今日はクリスマスイブだ。しかし、州内で昨日1日で351人が亡くなったという現実がある。そして200万人という現実とも真剣に向き合わなければならない」というメッセージを投稿し、改めて感染防止を徹底するよう呼び掛けました。
 アメリカでは秋以降、再び感染者が急増し、現在、最も感染が拡大しているカリフォルニア州では、ロサンゼルスを含む南部で集中治療室(ICU)の病床の空きがゼロになるなど深刻な状況となっています。
 一方、新型コロナウイルスワクチンの接種が進むアメリカでは、これまでに1回目の接種を受けた人が100万人を超えました。同国史上最大のワクチン接種計画で1つの大台に乗せた形ですが、その一方で当局は、当初の予定からは遅れが出ていると認めました。
 アメリカ国内では新規感染者が増え続けていて、死者は32万人を上回り、今年の死因の第3位になるとみられています。
 疾病対策センター(CDC)のロバート・レッドフィールド所長は、12月14日にワクチンの大規模接種が始まって以来、合わせて100万回の接種が報告されていると発表。
 一方で、政府のワクチン開発計画「ワープ・スピード作戦」のモンセフ・スラウイ首席顧問は、12月中に2000万人に接種するという目標については「達成されそうにない」と認めました。
 とはいえ、来年第1四半期中に1億人、第2四半期にさらに1億人に接種することは計画通り可能だと自信を示しました。
 アメリカの感染症対策の権威で、国立アレルギー感染症研究所(NIAID)所長のアンソニー・ファウチ氏は、ワクチン接種が順調に進めば、アメリカで来夏までに集団免疫を獲得できる可能性があると述べています。
 健康情報サイト「WebMD」で23日に公開されたインタビューで、ファウチ氏は「夏の半ばか終わりまでに、正しく行っていけば、人口の70~85%にワクチンを接種できるだろう。これが実現した時、全米を覆う保護の傘ができる」と語りました。

 2020年12月25日(金)

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