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■新型コロナワクチン後に21人がアナフィラキシー症状 アメリカで約190万人に接種 [健康ダイジェスト]

 アメリカのジョンズ・ホプキンス大学の集計によりますと、新型コロナウイルスの感染が確認された人は、日本時間の7日午後3時の時点で、世界全体で8718万6540人となりました。また、感染して亡くなった人は、188万3761人に上っています。
 感染者が最も多いのはアメリカで2129万9340人、次いで、インドが1039万5278人、ブラジルが787万3830人、ロシアが327万4615人、イギリスが284万5265人となっています。
 感染して亡くなった人が最も多いのもアメリカで36万1123人、次いで、ブラジルが19万8974人、インドが15万336人、メキシコが12万9987人、イギリスが7万7470人となっています。
 新型コロナウイルスのワクチンを予防接種した約190万人のうち、アナフィラキシーと呼ばれる激しいアレルギー反応を示した人は21人に上ったとする報告書を、アメリカの疾病対策センター(CDC)が6日、公表しました。
 追跡できた20人は全員すでに回復したということで、CDCの幹部は「アナフィラキシーは、まれだが、今後も調査を続ける」としています。
 報告書によりますと、製薬大手ファイザーなどが開発したワクチンを接種した人は、先月14日から23日までに全米で約190万人に上り、性別は62%が女性、34%が男性で、残りは不明でした。
 このうち健康に関する報告は、ワクチンと関係があるかわからないものも含めて4393件、0・2%だったということです。
 また、激しいアレルギー反応であるアナフィラキシーの症状を示した人は21人に上り、このうち17人は薬や食べ物などで過去にアレルギー反応が出たことがあったということです。
 アナフィラキシーの症状を示した人の年齢の中央値は40歳で、9割が女性。症状が出るまでの時間は2分から2時間半までありますが、7割は接種後15分以内で、その後の経過が追跡できた20人は、全員すでに回復しているということです。
 CDCは、ワクチン予防接種100万回当たりのアナフィラキシー症状の発生は11・1件だったとし、インフルエンザ予防接種100万回当たりの1・3件をはるかに上回るものの、激しい副反応はまれで死者も出ていないとしています。
 CDCの幹部は、「新型コロナウイルスのワクチンによるアナフィラキシーは、まれだが、今後も安全性の追跡調査を続けていく」として、接種後、一定の時間の健康観察や激しいアレルギー反応への備えのほか、ワクチンの成分にアレルギーのある人は接種を受けないよう注意を呼び掛けることが重要だとしています。

 2021年1月7日(木)

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