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■新たな変異ウイルス、羽田空港で確認 ブラジルから帰国の4人から [健康ダイジェスト]

 1月2日に羽田空港に到着した男女4人が、イギリスや南アフリカで見付かったものとは異なる変異ウイルスに感染していたことがわかりました。このウイルスへの感染が国内の検疫の検査で確認されたのは、初めてです。
 厚生労働省の10日の発表によりますと、感染していたのは、2日にブラジル北西部のアマゾナス州から到着した10歳代から40歳代の男女合わせて4人です。
 羽田空港の検疫所で受けた新型コロナウイルスの検査で陽性となり、その後、国立感染症研究所で検体の遺伝子を解析した結果、変異ウイルスと確認されました。
 これまでにイギリスや南アフリカで見付かった変異ウイルスと共通の変異はあるものの、遺伝子の配列が異なるということです。
 このウイルスへの感染が国内の検疫の検査で確認されたのは初めてで、感染症研究所が世界保健機関(WHO)に通報するとともに、感染力やワクチンの有効性への影響などについて詳しく調べています。
 新たな変異ウイルスへの感染がわかった4人のうち、40歳代の男性は到着時は無症状でしたが、その後、呼吸状態が悪化して入院しています。また、30歳代の女性はのどと頭の痛みを訴えていて、10歳代の男性も熱が出ているということです。10歳代女性は無症状ということです。
 このほか、新たに男女3人がイギリスの変異ウイルスに感染していたことも、確認されました。
 このうち20歳代の男女2人は、いずれもイギリスでの滞在歴がなく、先月22日にイギリスから帰国して変異ウイルスへの感染が確認された30歳代の男性と食事をしていたということです。もう1人は、先月25日にイギリスから帰国した男性です。
 国内で変異ウイルスへの感染が確認されたのは、検疫での検査も含めて34人となりました。

 2021年1月10日(日)

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