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■新型コロナ、世界の感染者1億人を超える 約2カ月半で倍増 [健康ダイジェスト]

 アメリカのジョンズ・ホプキンス大学の集計によりますと、新型コロナウイルスの感染が確認された人は日本時間の27日午前6時30分の時点で、世界全体で1億人を超え1億6万3707人となりました。
 27日午前11時の時点では、1億21万6403人となりました。また、感染して亡くなった人は、世界全体で215万4967人となっています
 感染者は昨年11月上旬に5000万人を超えてから、約2カ月半で倍増。約77億人の世界人口の1・3%近くが、これまでに感染したことになります。
 また、今年に入って1日当たりの新規感染者数は、約66万8250人となっています。平均7・7秒ごとに1人が感染した計算になります。
 先進国を中心に50カ国以上で医療従事者や高齢者などを対象にしたワクチン接種が始まっていますが、変異ウイルスも広がるなど、世界規模での流行収束の見通しが立たない状況が続いています。
 感染者の割合を地域別にみますと、南北アメリカ大陸が4000万人以上と全体の40%以上を占めていて、感染者が2500万人超と最も多いアメリカでは、この1週間の平均で1日当たり17万人ほどの感染者が新たに確認されています。
 一方、ワクチンの接種は先進国を中心に進んでいますが、各国の政府などが公表したデータをまとめているイギリス・オックスフォード大学の研究者などが運営するウェブサイト「アワ・ワールド・イン・データ」によりますと、1月26日の時点で全世界で接種された新型コロナウイルスのワクチンは合わせておよそ6900万回分で、少なくとも1回は接種を受けた人の数もおよそ6300万人と世界の人口からみると一部にとどまっています。
 新型コロナウイルスはイギリスで変異したウイルスが見付かり、その後、ヨーロッパや中東、アジアなど世界各地でこの変異ウイルスが確認されたほか、南アフリカでも別の変異ウイルスが見付かるなどしていて、感染拡大に歯止めがかからない状況が続いています。
 アメリカのジョンズ・ホプキンス大学の集計によりますと、日本時間の27日午前11時の時点で、感染者が最も多いのはアメリカで2543万4766人、次いで、インドが1067万6838人、ブラジルが893万3356人、ロシアが371万6228人、イギリスが370万268人となっています。
 感染して亡くなった人が最も多いのもアメリカで42万5038人、次いで、ブラジルが21万8878人、インドが15万3587人、メキシコが15万273人、イギリスが10万359人となっています。
 変異した新型コロナウイルスの感染が広がっているイギリスでは、感染して亡くなった人がこれまでに10万人を超え、依然として深刻な状況が続いています。
 イギリスでは感染力が強いとされる変異した新型コロナウイルスの感染が先月から急速に広がり、今月に入り1日当たりの感染者は6万人を超えた日もあります。
 イギリス政府の発表によりますと、26日、1日に報告された死者は1631人で、累計で10万162人となり、ヨーロッパでは初めて10万人を超えました。
 ボリス・ジョンソン首相は26日の記者会見で、「この厳しい数字に含まれる悲しみは計り知れないものだ。多くの人たちが家族や親族の死に立ち会って別れを告げることさえできなかった」と述べました。さらに「私は政府が行ったすべてに対する責任を負う」と述べる一方、「我々はできる限りのことをしてきた」とも訴えました。
 イギリスの新型コロナによる累計死者数は昨年4月中旬に1万人に達し、11月中旬に5万を超えました。その後、感染力が強い変異種の拡大により死者が急増し、1月は26日時点で約2万6000人の死亡が確認されています。
 イギリスでは1日当たりの感染者は減少傾向にありますが、死者や入院患者の数は、昨年春のピーク時を大きく上回る水準が続いていて、会見に同席したクリス・ウィッティ首席医務官は死者が大きく減少するにはまだ時間がかかるという見方を強調しました。

 2021年1月27日(水)

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