SSブログ

■新型コロナ、世界の感染者1億206万人 死者220万人 EU、アストラゼネカのワクチンに使用許可 [健康ダイジェスト]

 アメリカのジョンズ・ホプキンス大学の集計によりますと、新型コロナウイルスの感染が確認された人は、日本時間の30日午後3時の時点で、世界全体で1億206万5711人となりました。また、感染して亡くなった人は、世界全体で220万6336人に上っています。
 感染者が最も多いのはアメリカで2592万9282人、次いでインドが1073万3130人、ブラジルが911万8513人、イギリスが378万3593人、ロシアが377万1514人となっています。
 感染して亡くなった人が最も多いのもアメリカで43万6678人、次いでブラジルが22万2666人、メキシコが15万6579人、インドが15万4147人、イギリスが10万4572人となっています。
 ヨーロッパ連合(EU)は29日、イギリスの製薬大手アストラゼネカなどが開発した新型コロナウイルスワクチンを使用するための許可を出しました。EUによる新型コロナワクチンの許可は、3例目です。
 EUのヨーロッパ医薬品庁は29日、アストラゼネカとオックスフォード大学が共同開発したワクチンを審査した結果、18歳以上の使用を条件に販売許可を出すよう勧告し、これを受けてEUの執行機関、ヨーロッパ委員会が直ちに正式な許可を出しました。
 EUが許可を出した新型コロナウイルスのワクチンは、アメリカの製薬大手ファイザーなどのものと、アメリカの製薬会社モデルナのものに次いで3例目です。
 ヨーロッパ委員会のウルズラ・フォンデアライエン委員長は声明の中で、「ワクチンの確保は最優先課題だ。これで4億回分のワクチンが加わることになる」として意義を強調しました。
 アストラゼネカのワクチンを巡っては、ドイツの専門家からなる委員会が、65歳以上の接種について有効性のデータが不足しているとして、18歳から64歳までの接種を推奨する方針を発表しましたが、ヨーロッパ医薬品庁は、55歳以上のデータがまだ不十分だとしながらも、高齢者への接種に問題はないとの認識を示しました。
 一方、アメリカの製薬大手ジョンソン・エンド・ジョンソンは、開発中の1回の接種で済む新型コロナウイルスワクチンについて、臨床試験で66%の有効性を示したとする中間報告を発表しました。
 ジョンソン・エンド・ジョンソンは29日、開発中の新型コロナウイルスワクチンについて、世界各国で行われた最終段階の臨床試験の中間報告を発表。それによりますと、臨床試験の対象となった4万3783人のうち、新型コロナウイルス感染症が確認されたのは468例でした。
 そして、実際にワクチンを接種された人と「プラセボ」と呼ばれる偽薬を接種された人を比較して分析した結果、中程度から重症のケースでの有効性は66%で、重症のケースに限ると85%だったということです。
 変異したウイルスが広がっている南アフリカでの有効性は57%で、感染例の約95%が変異したウイルスだったということです。
 また、安全性を検証する専門家の委員会から重大な安全上の懸念は報告されておらず、急激なアレルギー反応「アナフィラキシー」も報告されていないとしています。
 ジョンソン・エンド・ジョンソンは、2月初めにもアメリカ食品医薬品局(FDA)に緊急使用の許可を申請するとしています。
 すでに接種が始まっているファイザーやモデルナのワクチンが、2回の接種を必要とするのに対し、このワクチンは1回の接種で済むため、接種のペースを加速させられると期待されています。

 2021年1月30日(土)

nice!(4)  コメント(0) 
共通テーマ:健康

nice! 4

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。