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■新型コロナ、世界の感染者1億752万人余 死者235万人超 韓国に271万回分、北朝鮮に199万回分のワクチン供給へ [健康ダイジェスト]

 アメリカのジョンズ・ホプキンス大学の集計によりますと、新型コロナウイルスの感染が確認された人は、日本時間の12日午前3時の時点で、世界全体で1億752万9461人となりました。また、感染して亡くなった人は、世界全体で235万9200人となっています。
 感染者が最も多いのはアメリカで2731万5731人、次いでインドが1087万1294人、ブラジルが965万9167人、イギリスが399万6839人、ロシアが398万3031人となっています。
 感染して亡くなった人が最も多いのもアメリカで47万2450人、次いでブラジルが23万4850人、メキシコが16万9760人、インドが15万5360人、イギリスが11万5070人となっています。
 韓国政府は6月までに、新型コロナウイルスのワクチンの公平な分配を目指す国際的な枠組み「COVAX(コバックス)ファシリティー」を通じて少なくとも271万回分のワクチンを確保する見通しです。北朝鮮には、約199万回分が供給されます。COVAXが3日(現地時間)、初回供給に関する暫定計画を発表しました。
 COVAXは、イギリスの製薬大手アストラゼネカとオックスフォード大学が共同開発したワクチン3億3600万回分を6月までに、アメリカの製薬大手ファイザーとドイツのバイオ企業ビオンテックのワクチン約120万回分を3月までに、145カ国・地域に供給する予定。これは、COVAXに参加する国・地域の人口の約3・3%に相当します。
 このうち韓国が供給を受けるのは、韓国のSKバイオサイエンスが受託生産するアストラゼネカ製ワクチンが少なくとも259万6800回分、ファイザーとビオンテック製ワクチンが11万7000回分で、合計271万3800回分。いずれも1人当たり2回の接種が必要なため、約135万人分となります。ただ、製薬会社の生産能力など状況次第では、COVAXを通じたワクチン入手量が約438万回分まで増える可能性があります。
 北朝鮮には、インドにある世界最大のメーカー、インド血清研究所(セラム・インスティテュート・オブ・インディア)が生産したアストラゼネカ製のワクチン199万2000回分が供給される見通しです。
 北朝鮮のワクチン調達については、COVAXを主導する国際組織のGaviワクチンアライアンスに対し北朝鮮がワクチン供給を要請したと報じられていたものの、実際に供給量が確認されるのはこれが初めて。
 北朝鮮はこれまで、新型コロナの感染者は一人も確認されていないと主張しています。それでも金正恩(キム・ジョンウン)政権は「ウイルスとの戦争」を国の存立を脅かす問題と見なし、国境封鎖を始めとする感染防止策に懸命に取り組んでいます。
 北朝鮮の医療インフラは、どんな感染症の大流行に対応するにも痛ましいほど不十分とみられています。

 2021年2月12日(金)

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