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■新型コロナ、世界の感染者1億1107万人 死者246万人 ロシアで3番目の国内製ワクチンを国内で承認 [健康ダイジェスト]

 アメリカのジョンズ・ホプキンス大学の集計によりますと、新型コロナウイルスの感染が確認された人は、日本時間の21日午後3時の時点で、世界全体で1億1107万3000人となりました。また、感染して亡くなった人は、世界全体で246万483人となりました。
 感染者が最も多いのはアメリカで2807万6756人、次いでインドが1099万1651人、ブラジルが1013万9148人、イギリスが411万7739人、ロシアが410万5424人となっています。
 感染して亡くなった人が最も多いのもアメリカで49万7597人、次いでブラジルが24万5977人、メキシコが17万9797人、インドが15万6302人、イギリスが12万593人となっています。
 ロシア政府は、ロシア製としては3番目となる新型コロナウイルスのワクチンを承認し、今後海外への供給に一層力を入れるとみられます。
 ロシアのミハイル・ミシュスチン首相は20日、政府内の会議で、ロシア科学アカデミーのチュマコフ記念研究開発センターが手掛けた新型コロナウイルスのワクチン「コビワク」を承認したと明らかにしました。
 ロシア製のワクチンとしては、昨年8月に世界に先駆けて国内で承認した「スプートニクⅤ」と昨年10月に国内で承認した「エピバクコロナ」に続いて3番目の承認となり、ミシュスチン首相はロシアは3種類の国産ワクチンを使うことができる唯一の国だとして、開発の成果を強調しました。
 「コビワク」の開発に当たったチュマコフ記念研究開発センターの責任者は「世界市場に参入する計画だ」と述べ、今回の承認を受けてワクチンの海外への供給に一層力を入れるとみられます。
 ロシアメディアによりますと、「コビワク」の臨床試験に必要とされている第3段階は、春ごろから3000人程度でスタートしますが、それを前に安全性に問題はないとして承認されました。
 ロシア産のワクチンを巡っては、「スプートニクV」と「エピバクコロナ」も数万人規模で行う臨床試験の第3段階を前に国内承認され、現在、最終段階の臨床試験を行っており、安全性や有効性は未知数です。
 ロシアは「スプートニクⅤ」をすでに複数の国に供給していますが、臨床試験のデータの公開が不十分だという指摘が出ていました。
 こうしたことからロシア当局は、不安があるという人にも接種を受けてもらおうと、首都モスクワのデパートや劇場に複雑な手続きなしで接種できる会場を設けていて、オペラ劇場で接種を受けた50歳代の女性は「私は病院が嫌いなので劇場に来ました」と話していました。

 2021年2月21日(日)

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