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■変異ウイルスの重症化率5・5%、従来型ウイルスは1・6% 感染症研究所などが調査 [健康ダイジェスト]

 国立感染症研究所と国立国際医療研究センターは23日、感染力が強いとされる新型コロナウイルスの変異ウイルスに感染した患者110人の疫学調査を公表しました。重症化したのは6人で、重症化率にすると5・5%と、従来型ウイルスの約1・6%よりも高くなりました。
 しかし、報告書では「対象者が限定的で、重症化率が従来型ウイルスに比べて高いか、結論付けることはむずかしい」としています。
 調査対象は、2020年12月22日から2021年3月9日にかけてイギリス由来の変異ウイルスなどに感染し、医療機関に入院した患者110人。15日時点で98人が退院し、1人が死亡しました。
 報告書によると、患者は年代別に、10歳未満20人、10歳代5人、20歳代8人、30歳代18人、40歳代17人、50歳代13人、60歳代6人、70歳代9人、80歳代14人。このうち、集中治療室に入ったり、人工呼吸器を装着したりした重症者は、6人いました。6人の内訳は、40歳代1人、50歳代1人、70歳代2人、80歳代2人でした。
 また、入院時に症状があったのは91人(83%)で、44人(40%)に37・5度以上の発熱がありました。28人(25%)がレントゲン検査で、49人(45%)がコンピューター断層撮影(CT)検査で、それぞれ肺炎像が認められました。29人(26%)が入院中に酸素投与が必要になりました。

 2021年4月24日(土)




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