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■7月の熱中症、全国で救急搬送は2万1372人 6月の4倍増に [健康ダイジェスト]

 各地で梅雨明けが早かった7月、全国で熱中症で医療機関に救急搬送された人は2万1372人と、6月の4945人から4倍超と大幅に増えました。
 26日からは東日本や西日本を中心に気温が上がって、各地で猛暑日が続く見込みで、熱中症への警戒が必要です。
 7月は、各地で梅雨明けが平年より早くなって猛暑日が続き、北日本の気温は平年よりかなり高くなりました。
 総務省消防庁によりますと、7月、全国で熱中症によって医療機関に救急搬送された人は2万1372人と、昨年の7月の2・5倍以上となりました。
 救急搬送時に死亡が確認されたのは47人、3週間以上の入院が必要な重症は546人、短期の入院が必要な中等症は7425人でした。
 都道府県別に見ると、東京都が1548人で最多。大阪府1288人、愛知県1217人と続きました。
 年齢別にみると、65歳以上の高齢者が1万2110人と半数以上を占めました。また、18歳以上65歳未満が6882人、7歳以上18歳未満が2203人、0歳から7歳未満が177人となっています。
 熱中症の発生場所では、「住居」が8698人と最も多く、次いで歩道などを含む「道路」が3707人、道路の工事現場や畑などの「仕事場」が2694人などとなっています。
 8月中旬は、前線の影響で雨の日が多くなりましたが、来週火曜日(31日)ごろにかけて全国的に気温が上がり、東日本や西日本を中心に35度以上の猛暑日になるところもある見込みです。
 26日は、岐阜市で37度、京都市や名古屋市、前橋市で36度、東京都心や大阪市などで35度と猛暑日が予想され、関東から九州の各地に熱中症警戒アラートが出ています。
 外出はなるべく避け、こまめに水分や塩分を補給するほか、屋内では室温が28度以上にならないよう適切に冷房を使用し、屋外では人との距離が十分ある時にはマスクを外して休憩することなども重要です。

 2021年8月26日(木)




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