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■新型コロナ、栃木県で基礎疾患ない10歳未満の女児死亡 新たに342人感染確認 [健康ダイジェスト]

 栃木県と宇都宮市は1日、新たに合わせて342人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。県内で感染が確認された人は累計で8万1165人になりました。
 また、栃木県は1日、県内に住む10歳未満の女児が新型コロナウイルスに感染し、4月29日に死亡したと発表しました。県によりますと、女児に基礎疾患などはなかったということです。
 女児は4月下旬、新型コロナウイルスに感染し発熱などの症状はあったものの、軽症だったため保健所の指示で自宅で療養していたということです。
 しかし、その後容体が急変して病院に救急搬送され、集中治療室で治療を受けていましたが、4月29日、感染に伴う「急性脳症」で死亡したということです。
 栃木県によりますと、女児は新型コロナウイルスのワクチンを接種できる5歳に達していましたが、これまでに接種はしていなかったということです。
 栃木県は保健所の対応に関して、「死亡した女の子は当初は軽症で基礎疾患がなかったため、自宅療養という判断は妥当だったと考えている。基礎疾患のない子供でも死亡することがあることを知っていただき、引き続き感染対策をお願いしたい」としています。
 栃木県内で新型コロナウイルスに感染して死亡した人は、合わせて266人になりました。

 2022年5月2日(月)




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