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■アメリカの新型コロナ死者、100万人超に ホワイトハウス発表 [健康ダイジェスト]

 アメリカのホワイトハウスは12日、同国の新型コロナウイルスによる死者が100万人を超えたと発表しました。
 ジョー・バイデン大統領は声明で、「この流行病に対し、警戒を緩めず、できる限り多くの命を救うために可能なことはすべてやらなければならない。以前に比べて検査やワクチン、治療法が充実している」と強調しました。
 アメリカの死者は国別では最多で、2番目に多いブラジルの約1・5倍に上ります。ただ、1日当たりの死者数はこれまでより低い水準で推移しており、大勢が集まるイベントを再開し始めています。
 アメリカでの新型コロナによる最初の死者は2020年2月初めとされます。以降、1週間平均で死者数が1日2000人を連日超えたピークは4度ありました。
 最悪だったのは2021年1月で、1日4000人を超える日もありました。その後、2021年夏のデルタ型変異ウイルスの流行、冬のオミクロン型変異ウイルスの流行のたびに多くの死者が出ました。
 アメリカのジョンズ・ホプキンス大学の集計では、累計の死者数はブラジルが約66万人、インドが約52万人、ロシアが36万人強で、アメリカの死者数は突出しています。

 2022年5月12日(木)




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