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■オミクロン型の後遺症、長引く可能性も ウイルス排除の免疫細胞が不足 [健康ダイジェスト]

 新型コロナウイルスのオミクロン型の後遺症患者について、体に侵入したウイルスを排除する免疫細胞があまり作られず、回復に時間がかかる可能性があることが、最新の研究で明らかになりました。
 京都大学の上野英樹教授は、およそ2500人の後遺症患者の血液を解析し、体に侵入したウイルスを排除したり、免疫の暴走を抑えたりする免疫細胞の働きを調べています。
 その結果、オミクロン型の後遺症患者はデルタ型など従来型の後遺症患者に比べて、症状に関係なくウイルスを排除する免疫細胞があまり作られないことがわかりました。そのため、散らばったウイルスの欠けらを体から十分に取り除くことができず、従来型よりも後遺症が長引く可能性があるとしています。
 上野教授は、「オミクロンの後遺症は今までの後遺症と別の疾患というとらえ方をしたほうが安全かもしれない」と話しています。

 2022年5月17日(火)




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