SSブログ

■中国から輸送機で北朝鮮に医薬品搬入 発熱者急増で支援要請か [健康ダイジェスト]

 新型コロナウイルスによるとみられる発熱者が急増している北朝鮮に、中国から大量の医薬品が搬入されたことが17日、韓国政府関係者の話で明らかになりました。
 北朝鮮国営のコリョ(高麗)航空のイリューシン76型輸送機3機が16日午前、中国東北部・遼寧省の瀋陽空港に着陸し、その日の午後に北朝鮮へ戻ったことが確認され、中国から医薬品を搬入したとみられるということです。
 イリューシン76型輸送機は、かつて金正恩(キム・ジョンウン)総書記が米朝首脳会談に出席した際などに専用車を運ぶのにも使われました。
 金総書記は感染を徹底して抑え込む「ゼロコロナ」政策を進める中国を見習うよう指示していて、北朝鮮の医療体制がぜい弱で医薬品が不足しているといわれる中、後ろ盾の中国に支援を要請したとみられます。
 北朝鮮の朝鮮中央通信などによると、北朝鮮では4月末から発熱者が急増。16日午後6時までの24時間に新たに26万9510人余りの発熱者が確認され、6人が死亡しました。累計の発熱者は約148万3060人、死者は56人で、66万人以上が治療中といいます。
 北朝鮮の感染拡大に歯止めがかかるかどうかは不透明です。世界保健機関(WHO)の東南アジア地域事務局は16日に声明を出し、北朝鮮でコロナのワクチン接種が行われておらず、「直ちに適切な対応が取られなければ、ウイルスは急速に広がる危険性がある」と懸念を示しています。

 2022年5月17日(火)




nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:健康

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。