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■水際対策を緩和、入国者数を1日2万人に引き上げへ 低リスクの国は検査免除 [健康ダイジェスト]

 政府は新型コロナウイルスの水際対策を抜本的に緩和し、リスクが低い国・地域からの入国・帰国者の検査を免除する方向で検討に入りました。
 現在1日1万人程度としている入国者数の上限を、6月1日にも2万人程度に引き上げる方針で、これに伴い予想される空港検疫の逼迫(ひっぱく)を回避します。今夏からの実施を想定し、入国者の大幅増も視野に入れます。関係者が19日明らかにしました。
 政府は上限2万人への引き上げに続き、外国人観光客の受け入れも早ければ6月中に本格化させたい考え。ただ、現行の全員検査は2万人程度が限度とされ、空港検疫での滞留も懸念されます。本格的なインバウンド(訪日外国人旅行者)需要を喚起するには、全員検査の方針転換は避けられません。
 具体的には、ウイルスを国内に持ち込むリスクに応じて世界の国・地域を3グループに分類します。リスクの度合いは、国・地域ごとの陽性率などに基づいて判断します。最もリスクの低いグループから入国・帰国する場合は、3回目のワクチン接種の有無にかかわらず、入国時検査を免除します。アメリカを含む100程度の国・地域を想定しています。
 2番目にリスクの低いグループは、3回目接種を条件に入国時検査を省略。最もリスクの高いグループに対しては検査を続けます。
 ただ、いずれのグループに対しても日本に向けて出国する前の検査は求める方向で、入国後の自宅などでの待機期間は分類に応じて差をつけます。

 2022年5月20日(金) 




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